1990年代後半、多くのカメラメーカーが「擬似パノラマ」カメラを発売する中、富士フイルムは真のパノラマ撮影を実現する革新的なカメラを世に送り出しました。1998年に誕生した「FUJIFILM TX-1」は、ハッセルブラッドとの共同開発により、35mmフィルムで本物のパノラマ写真を撮影できる唯一無二の存在として、カメラ史に名を刻んだ名機です。


「あ、意外と高く売れそう!」
TX-1査定で、まずそう思ってもらうのが当店の目標です!
海外ではハッセルブラッド XPanとして知られるこのカメラは、発売から四半世紀以上が経過した現在、その革新性と希少性から中古市場で新品時を上回る評価を受けています。24×65mmのパノラマフォーマットと24×36mmの標準フォーマットを1台で使い分けられる機能性、チタン・アルミ合金による堅牢な作り、そして富士フイルムならではの光学技術が詰め込まれたこのカメラを高価買取します!




FUJIFILM TX-1 買取強化中のモデル
当店では、FUJIFILM TX-1の全バリエーションを高価買取しております。
TX-1(初期型・1998年発売)
参考買取価格: 60,000円〜250,000円
1998年発売の初期型。チタン仕上げのシルバーボディが特徴。ISO設定ダイヤルが前面に配置されており、誤操作しやすいため2003年のTX-2で改良された。赤外線フィルムでフォギングが発生する可能性があるが、後期ロットでは改善されている。レンジファインダーの精度、シャッター機構の状態により査定額が大きく変動。
TX-1 + 45mm F4 レンズセット
参考買取価格: 70,000円〜300,000円
標準レンズである45mm F4とのセット。このレンズはパノラマフォーマットで最もバランスが良く、多くのユーザーに愛用された。レンズのコンディション(カビ・曇り・コーティング劣化)が査定の重要ポイント。元箱・取扱説明書が揃っている場合は高額査定の対象。
TX-1 + 30mm F5.6 超広角レンズセット
参考買取価格: 100,000円〜450,000円
最も希少性が高い30mm超広角レンズとのセット。専用外付けファインダーが必須。このレンズは45mm・90mmより製造数が少なく、中古市場でも高値で取引される。センターNDフィルター付属の有無が査定に影響。TX-1用の外付けファインダー(XPan用とは異なる)の状態も重要な評価ポイント。
TX-1 複数レンズセット
参考買取価格: 100,000円〜550,000円
ボディ + 2本以上のレンズセット。特に30mm + 45mm + 90mmの3本セットは極めて希少。システム一式での買取は個別より高額査定が可能。ウッドグリップ、レンズフード、ケースなどの純正アクセサリーが揃っている場合はさらなる査定額アップ。
その他の関連商品も高価買取
- SUPER EBC FUJINON 45mm F4 単体
- SUPER EBC FUJINON 90mm F4 単体
- SUPER EBC FUJINON 30mm F5.6 単体 + 専用ファインダー
- TX-1/TX-2用 ウッドグリップ(純正・社外品)
- センターNDフィルター(30mm用)
- 元箱・取扱説明書・保証書
レンズ単体、アクセサリー類も専門知識を持って査定いたします。
・パノラマフォーマットと標準フォーマットの切り替え機構が動作するか不安
・レンジファインダーの二重像がズレているかもしれない
・電池室の液漏れ跡がある
・フィルムカウンターの赤外線センサーが故障しているかも

FUJIFILM TX-1は、ハッセルブラッド XPanと同一機種ながら、日本国内ではXPanより入手しやすい価格で流通していた時期がありました。しかし現在では、フィルム写真の再評価とパノラマフォーマットの独自性により、TX-1の価値は高値でキープされています!

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LINE査定を始める →当店では、この希少なカメラの真の価値を理解した査定を行います。「動作が不安」「外観に傷がある」という状態でも、まずはお気軽にご相談ください。TX-1の特殊な機構を熟知した専門スタッフが、適正価格で買取いたします。


「査定額の理由、ちゃんと説明します!」
TX-1を大事にしてた人ほど、納得して売ってほしい
FUJIFILM TX-1とは

FUJIFILM TX-1は、1998年に富士フイルムとスウェーデンの名門カメラメーカー・ハッセルブラッドが共同開発した35mmパノラマレンジファインダーカメラです。海外市場ではハッセルブラッド XPanとして、日本国内ではTX-1として販売されました。両機種は基本的に同一の設計ですが、TX-1はチタン仕上げのシルバーボディ、XPanは黒塗装という外観の違いがあります。
このカメラの最大の特徴は、35mmフィルムで真のパノラマ撮影を実現したことです。1990年代には多くのメーカーが「パノラマカメラ」を発売しましたが、そのほとんどは通常の24×36mm画面の上下をマスクして横長に見せる「擬似パノラマ」でした。これに対しTX-1は、24×65mmという広大な画面サイズを実現。フィルムを横方向に約2コマ分使用することで、アスペクト比1:2.7という映画的なパノラマ画面を可能にしました。
さらに画期的なのは、パノラマフォーマット(24×65mm)と標準フォーマット(24×36mm)を1本のフィルム内で混在させられることです。撮影者は被写体に応じてフォーマットを切り替え、36枚撮りフィルムでパノラマ約21枚、または標準約36枚、あるいはその混合撮影が可能でした。
ボディはチタンとアルミ合金で構成され、重量は45mmレンズ装着時で約950g。レンジファインダーカメラとしては決して軽量ではありませんが、中判カメラと比較すれば圧倒的に携帯性に優れています。ファインダーは自動視差補正機能を備え、装着したレンズ(45mm or 90mm)に応じてブライトフレームが自動的に切り替わります。30mm超広角レンズ使用時は専用の外付けファインダーが必要です。
露出制御は絞り優先AEとマニュアルの両対応。シャッター速度はB〜1/1000秒。TTL測光方式を採用し、中央重点測光により適正露出を算出します。フィルム装填はプリワインド方式で、フィルムを入れると自動的に全コマ巻き上げ、撮影ごとにパトローネへ巻き戻していく仕組みです。これにより、万が一裏蓋を誤って開けても、すでに撮影済みのコマは守られます。
レンズは専用設計の3本がラインナップされました。SUPER EBC FUJINON 45mm F4(標準)、90mm F4(中望遠)、そして30mm F5.6(超広角)です。いずれも富士フイルムの光学技術の粋を集めたレンズで、パノラマフォーマットの広い画面を隅々までシャープに描写します。特に30mmは極めて希少で、現在の中古市場では高値で取引されています。
2003年には改良版のTX-2(ハッセルブラッド XPan II)が発売され、ISO設定ダイヤルの位置変更、バルブ撮影時間の延長(最大9分)、赤外線フィルム対応の改善などが施されましたが、2006年に生産終了。TX-1/TX-2は、35mmフィルムで真のパノラマ撮影ができる唯一無二のカメラとして、フィルム写真愛好家の間で伝説的な存在となっています。
FUJIFILM TX-1が高価買取される理由

唯一無二のパノラマシステム
TX-1は、35mmフィルムで本物のパノラマ撮影ができる世界で唯一のレンジファインダーカメラです。他社の「パノラマカメラ」が画面の上下をマスクする擬似方式だったのに対し、TX-1はフィルムを横方向に2コマ分使用する真のパノラマを実現しました。この独自性は代替不可能であり、デジタル時代の現在でも、このフォーマットで撮影する唯一の手段として高く評価されています。フィルムカメラの生産終了から20年近くが経過した今、修理可能な個体の希少性はさらに高まっています。
ハッセルブラッドとの共同開発による信頼性
スウェーデンの名門ハッセルブラッドとの共同プロジェクトという背景が、TX-1のブランド価値を高めています。実際の製造は富士フイルムが担当しましたが、ハッセルブラッドの品質基準をクリアした設計と製造技術により、高い信頼性と耐久性を実現しました。チタン・アルミボディは堅牢で、適切にメンテナンスされた個体は現在でも問題なく動作します。この製造品質の高さが、長期的な資産価値を支えています。
富士フイルムの光学技術が生んだレンズ群
TX-1専用に設計された3本のFUJINONレンズは、パノラマフォーマットの広大な画面を隅々まで均一にカバーする特殊な設計です。通常の35mmレンズではイメージサークルが不足するため、TX-1のレンズはより大きなイメージサークルを持つ「準中判レンズ」とも言える性能を備えています。特に45mm F4と90mm F4は、開放からシャープで色乗りの良い描写が可能。富士フイルムがフィルム製造で培った色再現技術の知見が、レンズ設計にも活かされています。
フィルム写真ルネサンスによる再評価
デジタルカメラ全盛の時代だからこそ、フィルム写真の独特の質感や撮影プロセスが見直されています。TX-1のパノラマフォーマットは、デジタルでは簡単に再現できない独特の視覚体験を提供します。横長の画面は風景写真だけでなく、ストリートフォトグラフィーや建築写真でも映画的な雰囲気を生み出し、多くの写真家を魅了し続けています。この芸術的価値の再発見が、中古市場での需要を押し上げています。
海外市場での高い評価
TX-1は、北米・ヨーロッパ・アジアの各市場で根強い人気があります。特に欧米では、ハッセルブラッド XPanよりもTX-1の方が入手しやすく、かつチタン仕上げの外観が好まれる傾向があります。eBayなどの海外オークションサイトでは、良品のTX-1が$3,000〜$5,000で取引されることも珍しくありません。国内相場を上回る海外需要が、買取価格を下支えしています。
専門店だから実現できる高額買取

TX-1は、国内よりも海外市場で高い需要があります。特に北米・ヨーロッパでは、ハッセルブラッド XPanよりもTX-1の方が「同じ性能でより手頃」と認識され、チタン仕上げの外観も好まれています。eBayでは良品が$3,000〜$5,500で取引され、国内相場を大きく上回るケースも少なくありません。
当店は海外市場への販路を確保しているため、グローバルな相場に基づいた査定が可能です。一般的な買取店が国内市場のみを想定して保守的な価格を提示するのに対し、当店は北米・欧州・アジア各国の需要を加味した適正価格をご提示いたします。
特にTX-1は日本国内での流通が限られており、海外のコレクターが積極的に探し求めているカメラです。「日本からしか入手できない」という希少性も相まって、海外市場では高値で取引されています。この情報力と販売ルートが、他店より高い買取価格を実現する理由です。
高額査定につながるポイント

買取価格がどのように決まるのか、主な評価ポイントをご説明します。
モデル・バリエーションによる基本価値
TX-1(初期型)とTX-2(改良版)では、機能改善により若干の価格差があります。TX-2はISO設定ダイヤルの位置変更、バルブ撮影時間の延長、赤外線フィルム対応の改善などが施されており、やや高値で取引されます。ただし、TX-1でも後期ロットは赤外線フォギング対策が施されている場合があり、シリアルナンバーから製造時期を判別して評価します。
レンズの種類と状態
- 45mm F4: 最も一般的な標準レンズ。ボディとセットで流通することが多い。
- 90mm F4: 中望遠レンズ。ポートレートや風景の切り取りに適しており、需要は安定。
- 30mm F5.6: 最も希少で高価。専用外付けファインダーとセンターNDフィルターの有無が査定に大きく影響。TX-1用とXPan用でファインダーの設計が異なるため、正しい組み合わせかを確認。
レンズ内部のカビ・曇り・コーティング劣化は査定額に大きく影響します。絞り羽根の油にじみ、ヘリコイドの動作もチェックポイントです。
レンジファインダー機構の精度
レンジファインダーの二重像のズレは、TX-1で最も多い不具合の一つです。アライメント調整が必要な場合、修理費用を考慮した査定となりますが、調整可能であれば十分な買取価格を提示できます。ファインダー内の曇り・カビ・コーティング劣化も評価対象です。
シャッター・巻き上げ機構
フォーカルプレーンシャッターの動作確認は必須です。全速で正常に動作するか、シャッター幕に破れ・ピンホールがないかをチェックします。プリワインド機構の動作、フィルムカウンターの正確性、巻き戻し機構も重要な評価ポイント。特にフィルムカウンターの赤外線センサーは故障しやすい部分です。
電子系統・露出計
絞り優先AE、マニュアル露出、TTL測光の動作を確認します。電池室の液漏れ跡がある場合、内部の腐食状況により査定額が変動します。背面LCDパネルの表示不良も減額要因ですが、修理可能な範囲であれば大幅な減額とはなりません。
フォーマット切り替え機構
TX-1の最大の特徴であるパノラマ/標準フォーマットの切り替え機構が正常に動作するかを確認します。この機構が故障している場合、修理が困難なため査定額への影響は大きくなります。
外観・コンディション
チタン仕上げのTX-1は、XPanの黒塗装と比較して塗装剥げが目立ちにくいという利点があります。ボディの打痕、擦り傷の程度を確認しますが、使用感があっても機能が正常であれば十分な価値があります。裏蓋のゴムパッドの劣化、グリップ部分の摩耗も評価対象です。
付属品の有無
元箱、取扱説明書、保証書、ストラップ、レンズキャップ、レンズフードが揃っていると査定額アップ。特に30mmレンズの専用ファインダーとセンターNDフィルターは重要です。ウッドグリップ(純正・社外品)などのカスタムパーツも評価します。


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以下のような状態でも買取可能ですが、修理費用を考慮した査定となります。
❌ レンジファインダーの二重像がズレている – 最も多い不具合。調整可能であれば大幅減額とはなりません。
❌ レンズ内部のカビ・曇り – 程度により減額幅が変動。軽度なら清掃で回復可能な場合も。
❌ シャッター速度の不正確 – 低速・高速で粘りがある場合、オーバーホールが必要。
❌ フィルムカウンターの赤外線センサー故障 – TX-1初期型に多い。修理可能ですが費用を考慮。
❌ フォーマット切り替え機構の不良 – TX-1独自の機構のため、修理困難な場合あり。
❌ 電池室の液漏れ跡・腐食 – 内部への影響度合いにより減額幅が変動。
❌ ファインダー内の曇り・カビ – 清掃で改善可能な場合が多い。
❌ 外装の打痕・深い傷 – 機能に影響しなければ軽微な減額。
❌ 絞り羽根の油にじみ – レンズ側の問題。開放で絞り込みに時間がかかる。
❌ ヘリコイドのグリス切れ・固着 – ピントリングが重い、または動かない。
重要: 上記のような状態でも買取可能です。TX-1は製造終了から20年近くが経過しているため、多少の不具合があっても修理・再生の価値があります。「動かないから価値がない」と諦めず、まずはお気軽にご相談ください。

よくあるご質問
Q: 動作確認ができていないのですが、買取可能ですか?
A: はい、可能です。当店では動作未確認の状態でも買取いたします。査定時に専門スタッフが動作確認を行い、状態に応じた適正価格を提示いたします。TX-1は特殊なカメラのため、一般の方が完全な動作確認をするのは困難です。プロの目で正確に評価させていただきます。
Q: 箱や説明書がないのですが、査定額に影響しますか?
A: 付属品の有無は査定額に影響しますが、本体とレンズの状態が良好であれば十分な価値があります。TX-1は希少機種のため、付属品なしでも他店より高額買取できるケースが多くあります。まずはご相談ください。
Q: 査定だけでもいいですか?
A: もちろんです。「手元に置いておくか売却するか迷っている」という方も大歓迎です。TX-1の現在の市場価値を知ることで、今後の判断材料にしていただけます。査定料、キャンセル料は一切かかりません。
Q: 1台だけでも買取してもらえますか?
A: はい、1台からでも喜んで買取させていただきます。TX-1は非常に価値のあるカメラですので、「これだけのために来てもらうのは申し訳ない」とお考えの必要はありません。専門スタッフが適正価格で買取いたします。
Q: 遺品整理で出てきたのですが、価値が分かりません
A: TX-1は非常に価値のあるカメラです。状態によっては数十万円の高額査定となる可能性があります。特にレンズが複数本セットになっている場合や、30mm超広角レンズが含まれている場合は高く評価されます。必ず専門店で査定を受けることをおすすめします。
Q: 遺品整理で出てきたのですが、価値が分かりません
A: TX-1は非常に価値のあるカメラです。状態によっては予想以上の高額査定となる可能性があります。特に30mm超広角レンズが含まれている場合は、極めて高い価値があります。必ず専門店で査定を受けることをおすすめします。
Q: レンズにカビが生えているのですが、買取できますか?
A: レンズにカビがある場合でも買取可能です。カビの程度によって査定額は変動しますが、TX-1のレンズは希少性が高いため、カビがあっても一定の価値があります。清掃・修理可能な範囲であれば、適正な買取価格を提示いたします。
Q: 買取価格の目安を教えてください
A: TX-1の買取価格は、状態により100,000円〜350,000円程度となります。ボディのみ、45mmレンズセット、複数レンズセット、30mm超広角レンズの有無などにより大きく変動します。正確な金額は実物を拝見してからの判断となりますが、お写真をお送りいただければより詳しい概算をお伝えできます。
Q: なぜ店によって査定額がこんなに違うのですか?
A: カメラの専門知識の有無、販売ルートの違い、在庫状況などが理由です。TX-1は一般的な買取店では適正な評価が困難なカメラです。当店はパノラマレンジファインダー専門の買取実績があり、海外市場を含めた適正な市場価格を把握しているため、他店より高額査定が可能です。
Q: オークションで売った方が高く売れるのでは?
A: オークションは確かに高値がつく可能性がありますが、手数料(約10%)、出品・発送の手間、トラブルリスク、動作保証の問題などを考えると、必ずしも得とは限りません。TX-1のような高額カメラは特にトラブルのリスクが高くなります。即金で安心して売却したい方には買取店がおすすめです。
Q: パノラマとノーマルの切り替えが動かないのですが買取できますか?
A: フォーマット切り替え機構の故障は、TX-1で時折見られる不具合です。修理の難易度により買取価格は変動しますが、この機構が動かなくても、標準フォーマット(24×36mm)での撮影は可能な場合が多く、一定の買取価格を提示できます。まずは現状をお知らせください。
Q: レンズは一緒に売却できますか?
A: もちろん可能です。TX-1専用のFUJINONレンズ(30mm F5.6、45mm F4、90mm F4)も専門知識を持って高価買取しております。ボディとレンズをセットでお売りいただくと、システムとしての評価が高まり、査定額アップの可能性が高まります。特に30mm超広角レンズは単体でも高額買取の対象です。

