写真愛好家なら一度は手にしたい「Canon P」。1959年の発売以来、Leica互換のM39マウントと堅牢な金属シャッターにより、発売から60年以上経過した現在でも現役で活躍できる実力を持っています。
初期のシルバーモデルから希少なブラックペイントまで、すべてのバリエーションを高価買取中です。
「メタルシャッターに皺がある」「ファインダーが曇っている」という状態でも、ぜひ一度査定をお試しください。

「あ、意外と高く売れそう!」
Canon(キャノン)P型査定で、まずそう思ってもらうのが当店の目標です!
Canon P 買取強化中のモデル

Canon P 標準モデル(1959-1961年製)
参考買取価格: 10,000円〜60,000円
最も流通量が多い標準モデル。シルバークローム仕上げで、50mm f/1.8または50mm f/2.8レンズとセットで販売された。約87,000〜100,000台製造され、Canon最後の「堅牢な」レンジファインダーとして知られる。メタルシャッター採用で、布幕シャッターよりも静粛性と耐久性に優れる。状態によって買取価格は大きく変動し、シャッター無皺の個体は高額査定の対象。
Canon P ブラックペイント(1959-1961年製)
参考買取価格: 別途高額査定(要相談)
極めて希少な黒塗装モデル。製造数は数百台程度と推定され、コレクターズアイテムとして高い人気を誇る。真鍮製ボディに黒ペイント仕上げが施され、使用により下地の真鍮が露出する経年変化も味わいとされる。市場流通が極めて少なく、状態次第では標準モデルの数倍の価格で取引される。リペイント品も存在するため、専門店での鑑定が重要。
Canon P + Canon 50mm f/1.8レンズセット

参考買取価格: 15,000円〜80,000円
発売当時の標準セット。Canon 50mm f/1.8(1961年設計)は5群5枚のPlanar型設計で、当時としては非常にシャープな描写を実現。レンズ単体でも2〜3万円の価値があり、ボディとセットならさらに高額査定が期待できる。レンズの光学系にカビや曇りがなく、絞り羽根の油染みがない個体は特に高評価。
Canon P + Canon 35mm f/1.8レンズセット
参考買取価格: 20,000円〜100,000円
広角レンズとのセット。Canon 35mm f/1.8(1956年設計)は7群4枚構成で、レンジファインダー用広角レンズとして高い評価を得た名玉。レンズ単体でも4〜5万円の価値があり、P型のビューファインダーに刻まれた35mmフレームラインとの組み合わせは実用性が高い。
その他の関連商品も高価買取
対応レンズ(Leica Thread Mount / M39マウント):
- Canon Serenarシリーズ(28mm、35mm、50mm、85mm、100mm、135mm)
- Leica純正LTMレンズ(Summicron、Summitar、Elmar等)
- Nikon LTMレンズ(Nikkor 50mm f/2、35mm f/2.5等)
- Voigtländer LTMレンズ(Color-Skopar等)
- 旧ソ連製LTMレンズ(Jupiter、Industar等)
純正アクセサリー:
- 外付け露出計(Canon Meter)
- フィルター(34mm、40.5mm)
- レンズフード
- 元箱、取扱説明書、保証書
レンズやアクセサリーと合わせての買取も大歓迎です。システム一式での査定なら、さらに高額買取の可能性が高まります。

「査定額の理由、ちゃんと説明します!」
Canon(キャノン)P型を大事にしてた人ほど、納得して売ってほしい

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遺品整理でCanon Pが見つかった方へ
なぜ遺品整理業者では適正価格がつかないのか

ご家族が大切にされていたCanon Pを遺品整理で発見された場合、「これは価値があるのか?」と疑問に思われるのは自然なことです。
しかし、遺品整理業者や一般のリサイクルショップでは、Canon Pの真の価値を見極めることができません。
遺品整理業者・リサイクルショップへの依頼だと
❌ レンジファインダーカメラの専門知識がない
- 「古いカメラ」としか認識できない
- メタルシャッターの皺を「致命的な故障」と誤解
- LTMマウントの互換性を理解していない
- ブラックペイントの希少性を判断できない
❌ 市場相場を把握していない
- eBay等での取引価格を知らない
- 海外市場での需要を考慮しない
- 「とりあえず安全な価格」で査定してしまう
- 結果として本来の価値の10〜30%程度の提示になることも
❌ 販売ルートが限られている
- 国内の一般消費者向けにしか販売できない
- カメラ愛好家・コレクターへのアプローチ手段がない
- 在庫リスクを恐れて極端に安い買取価格を提示
❌ 修理・再生の可能性を評価できない
- 「故障している」→「価値ゼロ」と判断
- 専門技術者による修理後の価値を考慮しない
- 部品取りとしての需要も理解していない
専門店だからこそ分かる「本当の価値」
当店のような中古カメラ専門店では、以下の視点でCanon Pを評価します:
- 製造時期・バリエーションの特定 シリアルナンバーから製造年月を特定し、初期型・後期型の違いを評価します。ブラックペイントの真贋判定も可能です。
- メタルシャッターの皺の許容範囲を理解 「皺がある=使えない」ではなく、「この程度の皺なら撮影可能」と正確に判断します。実際、軽度〜中程度の皺は撮影結果にほとんど影響しません。
- LTMレンズ資産との相乗効果 Canon Pと一緒に保管されていたLTMレンズ(Canon Serenar、Leica、Nikon等)の価値も正確に評価し、システム一式としての査定が可能です。
- 修理・再生後の販売価格を考慮 多少の不具合があっても、提携する修理工房での再生が可能です。修理後の販売価格を見据えた適正な買取価格を提示できます。
- 国内外の販売ルートを確保 海外市場(特に欧米)での需要も考慮し、グローバルな相場に基づいた査定が可能です。Canon Pは海外でも「Poor Man’s Leica」として人気があります。
・父が愛用していたカメラだが、価値が分からない
・遺品整理で出てきたが、どこに持っていけば良いか分からない
・リサイクルショップで「値段がつかない」と言われた
・メタルシャッターに皺があるが、買取してもらえるか不安

一般的な買取店では、Canon Pの真の価値を見抜けないケースが少なくありません。メタルシャッターの皺の影響度、VI-Lとの違い、ブラックペイントの真贋判定、LTMレンズとの互換性といった専門的な評価ポイントを理解していないため、本来の価値より大幅に安い査定額を提示されることがあります。
当店では、カメラ専門の知識を持つスタッフが、一台一台丁寧に状態を確認し、市場価値を反映した適正価格を提示いたします。
「この状態では売れないだろう」と諦める前に、ぜひ一度ご相談ください。
Canon Pとは


Canon P(キャノンP型)は、1959年3月にキヤノンカメラ株式会社が発売した35mmレンジファインダーカメラです。「P」は「Populaire(ポピュレール:フランス語で大衆向けの意)」に由来し、上位機種Canon VI-Lの機能を簡略化することで価格を抑え、より多くの写真愛好家に届けることを目的に開発されました。
開発背景:レンジファインダーカメラ最後の黄金期
1950年代後半は、レンジファインダーカメラにとって転換期でした。Leica M3(1954年)、Nikon SP(1957年)といった高級機が市場を席巻する一方、1959年にはNikon Fという革新的な一眼レフシステムカメラが登場。レンジファインダーカメラの時代は終わりを迎えようとしていました。
そんな中、Canonは「プロ向けの高級機」と「大衆向けの実用機」の二本柱戦略を採用。P型は後者の代表格として、VI-Lの回転式ビューファインダーを省略し、固定式の3焦点距離対応ファインダー(35mm/50mm/100mm)を搭載することでコストダウンを実現しました。
発売価格は50mm f/2.8レンズ付きで37,700円、50mm f/1.4レンズ付きで52,700円。これは同時期のCanon VI-L(79,800円)の約半額、Nikon S3(86,000円)と比べても大幅に安く、Leica M2(約28万円)とは比較にならない価格設定でした。
技術的特徴:堅牢性と実用性の融合


Canon Pの最大の特徴は、18/1000mm厚のステンレス鋼製メタルシャッターです。従来の布幕シャッターと比べて以下の利点がありました:
- 静粛性: 布幕特有の「バタバタ」という音がなく、「シュッ」という静かな作動音
- 耐久性: 直射日光による焼損の心配がない
- 信頼性: 湿気や温度変化に強く、長期保管後も動作する可能性が高い
ただし、このステンレス鋼シャッターには弱点もありました。Nikonが採用したチタン箔シャッターと比べて若干硬度が高いため、繰り返しの巻き上げと展開により皺(しわ)が発生しやすいという特性があります。現存する個体の多くに皺が見られますが、軽度の皺であれば撮影結果に影響はほとんどありません。
主要スペック:
- マウント: Leica Thread Mount(M39、39mm径×1mmピッチ)
- シャッター: ステンレス鋼製横走りフォーカルプレーンシャッター
- シャッター速度: B、1秒〜1/1000秒
- フラッシュ同調: X接点 1/55秒
- ファインダー倍率: 1:1(等倍)、パララックス補正付き
- フレームライン: 35mm、50mm、100mm(常時表示)
- 最短撮影距離: 0.9m(レンジファインダー連動は3フィート/約0.9mまで)
- フィルム装填: ヒンジバック式(VI-Lから継承)
- 寸法: 144 × 76 × 71 mm
- 重量: 約590g(ボディのみ)、790g(50mm f/2.8付き)
製造期間と生産台数
製造期間は1958年12月〜1961年5月で、生産台数は約87,875台〜100,000台(資料により異なる)。Canon 7(1961年発売)が登場するまでの約2年間、Canonのレンジファインダーカメラのベストセラーとして君臨しました。
興味深いことに、P型は「廉価版」として登場したにもかかわらず、VI-Lよりも4倍以上多く製造されました。これは「実用性を重視したシンプル設計」が市場に受け入れられた証左と言えるでしょう。
歴史的評価:最後の「堅牢な」Canon
カメラ史家の間では、Canon Pは「最後の堅牢なCanonレンジファインダー」と評価されています。後継機のCanon 7(1961年)はセレン露出計を内蔵し、より近代的な機能を持ちましたが、トッププレートが薄くなり、ダイキャスト部品が増えるなど、コストダウンの影響が見られました。
P型とそれ以前のV、L、VIシリーズは、厚いトッププレート、重厚なクローム仕上げ、精密な機械加工により、「一生モノ」の品質を持っていました。実際、60年以上経った現在でも、適切にメンテナンスされた個体は問題なく撮影できます。
Canon Pが高価買取される理由


フォームから必要事項を入力するだけ!
メール査定フォームへ →画像を送るだけで簡単に査定できます!
LINE査定を始める →理由1: Leica互換システムの実用性
Canon PはLeica Thread Mount(LTM / M39)を採用しているため、以下のレンズが使用可能です:
- Leica純正レンズ: Summicron、Elmar、Summitar等
- Canon Serenarシリーズ: 28mm〜135mmまで豊富なラインナップ
- Nikon LTM: Nikkor 50mm f/2、35mm f/2.5等の名玉
- Voigtländer: 現代製のColor-Skopar等も使用可能
- 旧ソ連製: Jupiter 8(50mm f/2)等のコストパフォーマンス抜群のレンズ
この互換性の高さが、現代のフィルム写真愛好家にとって大きな魅力となっています。特に、オールドレンズをデジタルカメラで楽しむ「オールドレンズブーム」により、M39マウントレンズの需要が高まっており、それに伴ってP型の需要も増加しています。
理由2: 堅牢な金属製ボディと長寿命
Canon Pのボディは真鍮製で、厚いトッププレートと重厚なクローム仕上げが施されています。1960年代以降のカメラのように軽量化のためのプラスチック部品やダイキャスト部品は最小限で、「金属の塊」と表現できる堅牢性を持っています。
適切に保管されていれば、60年以上経過した現在でも:
- シャッターが正確に動作する
- ファインダーが明るく見やすい
- レンジファインダーが精密に機能する
という個体が数多く存在します。この「長寿命」が、中古市場での安定した需要を生み出しています。
理由3: メタルシャッターの優位性(皺があっても価値が残る)
ステンレス鋼製シャッターは確かに皺が発生しやすいという弱点がありますが、逆に言えば皺があっても撮影できるという利点でもあります。
布幕シャッターの場合:
- 穴が開くと完全に使用不可
- 経年劣化で必ず交換が必要
- 交換費用が高額(3〜5万円)
メタルシャッターの場合:
- 皺があっても光漏れしない
- 軽度の皺なら撮影結果に影響なし
- シャッター交換が不要な場合が多い
この特性により、「ジャンク扱いされがちだが実は使える個体」が多く存在し、専門店ならではの適正評価が可能です。
理由4: コレクターズアイテムとしての希少性(特にブラックペイント)
標準のシルバーモデルでも10万台程度しか製造されていませんが、ブラックペイントモデルはさらに希少です。製造数は数百台程度と推定され、現存する個体は極めて少数です。
ブラックペイントの特徴:
- 真鍮ボディに黒塗装
- 使用により下地の真鍮が露出(ブラス・ウェア)
- この経年変化が「味」として評価される
- コレクター間での取引価格は標準モデルの数倍
ただし、リペイント品も市場に流通しているため、専門知識を持った査定が重要です。
理由5: 「最後の堅牢Canon」としての歴史的価値
Canon 7以降のモデルは露出計搭載などの近代化が進みましたが、同時にコストダウンも進行しました。P型とそれ以前のV/L/VIシリーズは、「Canon最後の職人的品質」を体現したモデルとして、カメラ史において特別な位置を占めています。
この歴史的評価が、単なる「使えるカメラ」以上の付加価値を生み出し、コレクターや写真史研究家の需要を支えています。
理由6: 海外市場での根強い人気
Canon Pは日本国内だけでなく、欧米市場でも高い人気があります。特に:
- アメリカ: ストリートフォトグラファーの間で「信頼できるワーキングカメラ」として評価
- ヨーロッパ: Leica互換機として「コストパフォーマンスに優れたオルタナティブ」
- アジア: 香港、台湾、シンガポールでフィルム写真ブームにより需要増加
国内相場だけでなく、グローバルな需要が買取価格を下支えしています。
当店にご相談いただくメリット

- カメラ専門の査定士が対応 遺品整理業者とは異なり、カメラの歴史・技術・市場価値を熟知したスタッフが査定します。
- まとめて査定OK Canon P以外にも、レンズ、三脚、フィルター、カメラバッグ等、写真関連品すべてを一度に査定できます。
- 出張買取も対応 東京23区・近郊エリアなら無料出張。大量にある場合でも、ご自宅まで伺います。
- 丁寧な説明 「このカメラはどういうものか」「なぜこの価格なのか」を分かりやすく説明します。故人の趣味を理解し、敬意を持って対応いたします。
- 買取後の行き先も明確 買取したCanon Pは、適切にメンテナンスされた後、カメラを愛する次の持ち主へ。故人の大切にしていたカメラが、また誰かの手で写真を撮り続けます。
遺品整理の「もったいない」を防ぐために
遺品整理業者に「まとめて○○万円で引き取ります」と言われても、その中にCanon Pのような価値あるカメラが含まれている場合、大きな損失となる可能性があります。
少しだけ手間をかけて、専門店に相談するだけで:
- 適正な価格で買取してもらえる
- 故人の趣味を正当に評価してもらえる
- 次の世代へカメラを受け継ぐことができる
まずはお気軽に、写真を撮ってメールやLINEでお送りください。概算査定は無料です。

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査定金額が気に入らなければ既読スルーでOK。
お客様のペースでじっくりご検討ください。

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