プロフェッショナルの現場で実績を重ねてきた「TOYO-VIEW GⅡ 45」。堅牢なフルメタル構造と精密なギア駆動により、スタジオワークから商品撮影まで幅広く対応できる実力を持っています。発売から40年以上経過した現在でも、大判撮影の入門機として、また実用機としての価値を保ち続けている名機です。
45G、45GⅡ、45GXなど、各バリエーションを専門知識に基づいて適正価格で買取いたします。
「ベローズに経年劣化がある」「モノレールが錆びている」という状態でも、まずはお気軽にご相談ください。

「あ、意外と高く売れそう!」
TOYO-VIEW GⅡ 45査定で、まずそう思ってもらうのが当店の目標です!

TOYO-VIEW GⅡ 45 買取強化中のモデル
当店では、以下のトヨビューシリーズを高価買取中です。
TOYO-VIEW 45G(初期型・1977年〜)
参考買取価格: 3,000円〜15,000円
クロームレール、シルバースタンダード、プラスチックノブを特徴とする初期モデル。モノレール式大判カメラとしての基本性能を確立した記念すべき機種です。
TOYO-VIEW 45GⅡ(マイナーチェンジ版)
参考買取価格: 5,000円〜20,000円
45Gの改良版。オールブラック仕上げ、ゴム製ノブ、改良されたモノレール固定システムを採用。現在も生産が続けられているモデルです(2025年1月末にメーカー廃業)。
TOYO-VIEW 45GX(上位機種)
参考買取価格: 8,000円〜30,000円
45GⅡに加えて、ヨーフリーベースティルト、被写界深度計算ノブを搭載。より精密な撮影に対応する上位モデルとして高い評価を得ています。
※買取価格は、本体の状態、付属品の有無、市場相場により変動します。

「査定額の理由、ちゃんと説明します!」
TOYO-VIEW GⅡ 45を大事にしてた人ほど、納得して売ってほしい
その他の関連商品も高価買取
- 対応レンズボード(#0、#1規格など)
- 交換ベローズ(標準ベローズ、ワイドベローズ)
- エクステンションモノレール(250mm規格)
- フォーカシングフード
- 元箱・取扱説明書
トヨビューシステムのアクセサリーも、まとめての買取で査定額アップの可能性があります。
デジタルに完全移行して、大判カメラを使わなくなった
重量があり、持ち運びが困難になってきた
フィルムの入手が難しくなり、撮影機会が減った
相続や整理で出てきたが、価値が分からない

トヨビューは、国産大判カメラの代表格として、多くのプロフェッショナルに愛用されてきました。SinarやArc a-Swissといった海外高級機と比較されることも多いですが、実用性と堅牢性のバランスに優れた日本のモノづくりの結晶です。当店では、この名機の歴史的価値を正しく評価し、適正価格で買取いたします。

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LINE査定を始める →TOYO-VIEW GⅡ 45とは


TOYO-VIEW GⅡ 45は、大阪府豊中市の酒井特殊カメラ製作所(後に有限会社サカイマシンツール)が製造した4×5判モノレール式ビューカメラです。
開発の歴史
酒井特殊カメラ製作所は、1946年に朝日新聞大阪本社の印刷技術部を退職した酒井勇次郎氏が設立した「酒井カメラ修理工作所」を前身とします。1959年に「トヨビュー4×5」を第一号機として製造開始。社名の「トヨ」は、製造拠点である豊中市の「豊」に由来しています。
1977年、従来のD45M系統から大幅に進化したTOYO-VIEW 45Gが登場しました。このモデルは、交換可能なベローズとモノレール、ギア駆動のライズ・シフト機構を備え、プロフェッショナル向けビューカメラとして高い評価を獲得します。
その後、外観をオールブラック化し、ゴム製ノブに変更した45GⅡがリリースされました。基本機構は45Gと同じですが、操作性と質感が向上。スタジオカメラマンや商品撮影の現場で「実用機の決定版」として長く愛用されることになります。
技術的特徴


フルメタル・モジュラー構造
TOYO-VIEW GⅡ 45は、頑丈な金属製フレームを採用。前後のスタンダード、ベローズ、レンズボード、カメラバックがすべて交換可能なモジュラーシステムとなっており、4×5判から5×7判、さらには8×10判まで拡張できる設計です。
精密なギア駆動
前後スタンダードともに、ライズ・フォール、シフト、マイクロフォーカスがすべてギア駆動。滑らかで微細な調整が可能で、各ムーブメントには独立したロック機構が備わっています。最大145mmのライズ、70mmのシフトを実現し、建築撮影や商品撮影での自由度を確保しています。
360°ノンビネッティング回転バック
カメラバックは360°回転可能。ビネット(周辺光量落ち)を防ぐ設計により、縦位置・横位置の切り替えがスムーズに行えます。イージーロード・ベイルアーム機構により、フィルムホルダーの着脱も簡単です。
250mm規格モノレール
基本モノレールは250mm。拡張モノレールを追加することで、望遠レンズやマクロ撮影にも対応できます。39mm径の精密加工されたモノレールは、カメラ全体の剛性を支える重要な要素となっています。
デュアルアクシス水準器
前後スタンダードにデュアルアクシス(二軸)水準器を装備。正確な水平・垂直の確認が可能で、建築撮影などでの精密なフレーミングをサポートします。
TOYO-VIEW GⅡ 45が高価買取される理由

プロフェッショナルの信頼を得た堅牢性
TOYO-VIEW GⅡ 45は、スタジオワークを前提とした重厚な設計が特徴です。フルメタル構造により、日常的な使用における耐久性は極めて高く、適切なメンテナンスを行えば数十年にわたって使用可能です。SinarやLinhofといった欧州メーカーのカメラと比較しても、機械的な堅牢性では決して劣りません。実際、多くの商業スタジオで長期間にわたり現役として活躍し続けた実績があります。
モジュラーシステムの拡張性
4×5判のボディをベースに、ベローズとリアスタンダードを交換することで5×7判や8×10判へと拡張できるモジュラー設計は、投資効率の高さを意味します。レンズボードやモノレール、アクセサリー類もGシリーズ全体で互換性があり、システムとしての柔軟性が高く評価されています。この汎用性の高さが、中古市場でも安定した需要を生み出しています。
国産大判カメラの代表格
トヨビューは、国産大判カメラメーカーとして数少ない存在でした。海外製の高級機に比べて手の届きやすい価格帯でありながら、実用性能では十分に対抗できる品質を実現。日本国内のプロカメラマンや写真学校で広く採用され、「大判カメラ入門の定番」としての地位を確立しました。この歴史的な役割が、現在もコレクターや愛好家からの支持につながっています。
大判撮影の独自性
シートフィルムがもたらす圧倒的な解像力
4×5判シートフィルムの面積は、35mm判フィルムの約13倍。この物理的なサイズの優位性は、デジタル時代においても容易には埋められません。特に、ポジフィルムを使用した際の階調表現の豊かさ、大伸ばしに耐える解像度は、大判カメラならではの魅力です。
アオリ機能による被写界深度とパースペクティブのコントロール
レンズ面とフィルム面を独立して動かせるアオリ機能は、大判カメラの最大の特徴です。ティルト・スイングにより、シャインプルークの原理を応用して被写界深度を自在にコントロール。ライズ・シフトにより、建築物を撮影する際のパースペクティブ歪みを補正できます。この技術的な優位性は、商品撮影や建築撮影において今なお重要です。
一枚一枚に向き合う撮影プロセス
大判カメラでの撮影は、ピント合わせからフィルムのセット、露出の決定まで、すべてが手作業です。このプロセスそのものが、撮影者に「写真と向き合う時間」を与えます。デジタルカメラの即時性とは対極にある、じっくりと被写体を観察し、構図を練り上げる時間。この体験が、大判写真の魅力の核心であり、フィルム写真ルネサンスとともに再評価されています。
高額査定につながるポイント

買取価格がどのように決まるのか、主な評価ポイントをご説明します。
モデルによる基本価値
45G、45GⅡ、45GXでは基本価値が異なります。初期型の45Gはクロームレールとプラスチックノブを特徴としますが、後期型の45GⅡは外観がオールブラック化され、ゴム製ノブに変更されています。上位モデルの45GXには、ベースティルトや被写界深度計算機能が追加されており、これらの機能の有無が査定額に影響します。
ベローズの状態
ベローズは大判カメラにおいて最も重要な消耗部品です。光漏れがないか、折り目に亀裂や硬化がないか、コーナー部分の劣化状況を詳しく確認します。トヨビューの標準ベローズは比較的耐久性がありますが、長期保管による経年劣化は避けられません。ワイドベローズや袋ベローズなど、オプションのベローズが付属している場合は査定額が上がります。
ギア駆動機構の動作
ライズ・フォール、シフト、フォーカシングの各ギア駆動がスムーズに動作するかを確認します。ギアの噛み合わせが悪い、異音がする、固着している場合は減額要因となります。ただし、適切な清掃と注油で改善可能なケースも多く、そのような修復可能な状態であれば大幅な減額にはなりません。
モノレールとスタンダード
モノレールの曲がりや錆、スタンダードの傾きや損傷を確認します。モノレールは39mm径の精密加工品であり、歪みがあるとカメラ全体の剛性に影響します。拡張モノレールが付属している場合、本数と状態によって査定額が変動します。
カメラバックの状態
360°回転バックの動作確認を行います。回転機構がスムーズか、ロックが確実に効くか、グラウンドグラスに傷やカビがないかをチェックします。グラウンドグラスの交換は可能ですが、オリジナルの状態が良好であれば高評価につながります。
外観・コンディション
塗装の状態、ノブの欠損、各部のネジの緩みなどを確認します。業務用として使用されていたカメラは使用感があるのが一般的ですが、致命的な損傷がなければ実用品として十分な価値があります。
付属品の有無
レンズボード、フォーカシングフード、取扱説明書、元箱などの付属品が揃っているほど査定額は高くなります。特に、拡張モノレールやオプションのベローズが付属している場合は大幅なプラス評価となります。

査定額が下がる要因
以下のような状態でも買取は可能ですが、査定額に影響します。
❌ ベローズの光漏れや破損
針穴程度の光漏れから、大きな亀裂まで、状態により減額幅が変わります。
❌ ギア機構の固着や破損
長期保管により、ギアの動きが悪くなっているケース。清掃で改善可能な場合と、部品交換が必要な場合があります。
❌ モノレールの錆や曲がり
表面の軽い錆であれば影響は軽微ですが、構造的な曲がりがある場合は大幅減額となります。
❌ グラウンドグラスの傷やカビ
撮影には直接影響しない程度の軽微な傷であれば、減額は小幅です。
❌ 回転バックの動作不良
回転機構が固着している、ロックが効かないなど。修理可能な範囲であれば買取可能です。
❌ 外装の塗装剥がれや大きな傷
機能に問題がなければ、外観不良のみで買取不可となることはありません。
❌ 付属品の欠品
レンズボードやフードがない場合でも、本体が正常であれば買取対象です。
❌ スタンダードの歪みや破損
フレームの歪みは、撮影精度に直結するため重要な減額要因です。
重要: 上記のような状態でも買取可能です。TOYO-VIEW GⅡ 45は堅牢な構造のため、パーツ単位での需要もあります。また、修理・再生を前提とした買取も行っておりますので、故障していても十分な価値があります。まずはお気軽にご相談ください。

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査定金額が気に入らなければ既読スルーでOK。
お客様のペースでじっくりご検討ください。

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LINE査定を始める →よくあるご質問
Q: 動作確認ができていないのですが、買取可能ですか?
A: はい、可能です。当店では動作未確認の状態でも買取いたします。査定時に動作確認を行い、状態に応じた適正価格を提示いたします。
Q: 箱や説明書がないのですが、査定額に影響しますか?
A: 付属品の有無は査定額に影響しますが、本体の状態が良好であれば十分な価値があります。付属品なしでも他店より高額買取できるケースが多いため、まずはご相談ください。
Q: 他店で「買取不可」と言われたのですが…
A: 一般的な買取店では価値を判断できない大判カメラでも、専門店である当店なら買取可能な場合が多くあります。「古すぎる」「壊れている」と言われたカメラでも、ぜひ一度査定させてください。
Q: 査定だけでもいいですか?
A: もちろんです。「手元に置いておくか売却するか迷っている」という方も大歓迎です。現在の市場価値を知ることで、今後の判断材料にしていただけます。査定料、キャンセル料は一切かかりません。
Q: 1台だけでも買取してもらえますか?
A: はい、1台からでも喜んで買取させていただきます。「これだけのために来てもらうのは申し訳ない」とお考えの必要はありません。大切なカメラを適正価格で買取いたします。
Q: 急いで現金化したいのですが、どのくらいで対応できますか?
A: 店頭買取なら最短30分で現金化可能です。出張買取も東京23区内なら即日対応できる場合があります。高額商品のため、事前にお電話でご予約いただくとスムーズです。
Q: 遺品整理で出てきたのですが、価値が分かりません
A: TOYO-VIEW GⅡ 45は非常に価値のあるカメラです。状態によっては予想以上の高額査定となる可能性があります。特にアクセサリーが揃っている場合は高く評価されます。必ず専門店で査定を受けることをおすすめします。
Q: 宅配買取の場合、送料は負担してもらえますか?
A: はい、当店が全額負担いたします。梱包材も無料でお送りしますので、お客様のご負担はゼロです。万が一、輸送中の破損があった場合も、当店が加入する保険で対応いたします。
Q: 身分証明書は何が必要ですか?
A: 運転免許証、パスポート、マイナンバーカード、健康保険証のいずれかをご用意ください。古物営業法により、すべての買取時に身分証の確認が義務付けられています。
Q: 他店の査定額と比較してから決めてもいいですか?
A: もちろんです。複数店舗で査定を受けて、最も納得できる価格で売却されることをおすすめします。他店の査定書をお持ちいただければ、その金額を参考に最大限の努力をいたします。
Q: ベローズに光漏れがあるのですが、買取できますか?
A: ベローズに光漏れがある場合でも買取可能です。光漏れの程度によって査定額は変動しますが、TOYO-VIEW GⅡ 45はモジュラーシステムのため、ベローズ交換を前提とした買取も行っております。
Q: モノレールやベローズだけでも買取対象ですか?
A: はい、パーツ単位でも買取いたします。トヨビューGシリーズのアクセサリーは汎用性が高く、拡張モノレール、レンズボード、フォーカシングフードなども単体で買取可能です。

