中古市場で根強い人気を誇る「HASSELBLAD 503CX」。500C/Mの正統な後継機として登場したこのモデルは、アキュートマットスクリーンとTTLフラッシュメータリングの搭載により、プロフェッショナルの現場でさらなる支持を獲得しました。
1990年代前半までの個体から限定モデルまで、専門店ならではの高額査定でお応えします。動作に不安がある場合でも、まずは現状をお知らせください。

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HASSELBLAD 503CX 買取強化中のモデル

503CX 標準モデル(クローム)参考買取価格: 20,000円〜
500C/Mの後継機として1980年代後半に登場した標準モデル。TTL-OTFフラッシュメータリング機能とアキュートマットスクリーンを標準装備し、スタジオ撮影での利便性が大幅に向上しました。シルバー仕上げの個体は流通量が多く、状態の良いものは安定した需要があります。
503CX ブラック 参考買取価格: 30,000円〜
ブラック仕上げのモデル。シルバーと機能は同一ですが、プロフェッショナルの現場での視認性や質感から根強い人気があります。外装の状態により査定額が変動しますが、機能が正常であれば高額買取の対象となります。
503CX 50周年記念モデル 参考買取価格: 40,000円〜
ハッセルブラッドがカメラメーカーとして50周年を迎えた1991年に製造された限定モデル。通常の503CXに記念プレートが装着されています。製造期間が限られているため、コレクターズアイテムとしての価値も加わります。
503CX ゴールデンブルー 参考買取価格: 応相談(希少モデル)
世界限定700台で製造された特別仕様モデル。ブルーの革張りにゴールドのメタルパーツという豪華な外装が特徴です。専用のCF 80mm F2.8レンズとA12マガジンがセットで販売されました。希少性が極めて高く、市場に出回ることは稀です。
その他の関連商品も高価買取
対応レンズ(Carl Zeiss製 C/CFレンズ)
- Distagon 50mm F4
- Planar 80mm F2.8(標準レンズ)
- Sonnar 150mm F4
- その他Vシステム対応レンズ全般
フィルムマガジン・アクセサリー
- A12フィルムマガジン(120フィルム用)
- A24フィルムマガジン(220フィルム用)
- ウエストレベルファインダー
- プリズムファインダー各種
- アキュートマットスクリーン
レンズやアクセサリーと合わせての買取も大歓迎です。
・他店で提示された査定額が想定より低かった
・Vシステムの価値を正しく評価してもらえなかった
・パルパスコーティングのひび割れを理由に減額された
・アクセサリーの価値を見落とされた

当店では中判カメラを積極的に買取しており、常に最新の相場情報を把握しています。オークション、海外市場、国内中古市場の動向を総合的に分析することで、「今、このカメラがいくらで売れるのか」を正確に判断できます。
この情報力が、他店より高い買取価格を実現する理由です。

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LINE査定を始める →HASSELBLAD 503CXとは


HASSELBLAD 503CXは、1980年代後半にVシステム500シリーズの新たな主力機として登場した中判一眼レフカメラです。1970年から長年にわたり製造されたベストセラー機500C/Mの後継機として、基本設計の堅牢性を継承しながら、現代的な機能を追加したモデルといえます。
500C/Mから受け継いだ伝統
503CXは500C/Mの優れた特性をそのまま継承しています。Carl Zeiss製レンズによる卓越した光学性能、レンズシャッター方式による全速同調フラッシュ撮影、そして交換可能なレンズ・フィルムバック・ファインダーというモジュラーシステムの柔軟性。これらはすべて500Cの時代から連綿と受け継がれてきたハッセルブラッドの哲学です。
503CXで追加された革新
500C/Mとの最も大きな違いは、以下の3点です。
アキュートマットスクリーン ミノルタ(現ソニー)が設計した新世代のフォーカシングスクリーン。従来のスクリーンと比較して約1段分明るく、ピント合わせが格段に容易になりました。700万個以上のレンズ状要素で構成されたこのスクリーンは、暗い場所でも明瞭な像を提供します。
TTL-OTFフラッシュメータリング フィルム面からの反射光を測定するTTL(Through The Lens)方式のフラッシュ自動調光機能を搭載。ISO16-1000の範囲で、ProFlash 4504や各種SCアダプター対応フラッシュとの組み合わせで、スタジオ撮影の効率が大幅に向上しました。
Palpas内部コーティング ボディ内部の反射を抑えるための特殊コーティング。ミラーボックスとシャッター幕に施されたこの処理により、フレアやゴーストの発生を低減しています。経年によりひび割れが生じることがありますが、実用上の影響はほとんどありません。
Vシステムとしての互換性
503CXの大きな魅力は、過去30年以上にわたって製造されてきたVシステムのアクセサリーがすべて使用できる点です。1957年の500C発売以降に製造されたC/CFレンズ、各種フィルムマガジン、ファインダーは、そのまま503CXでも使用可能。この互換性の高さは、システムカメラとしてのハッセルブラッドの真骨頂といえます。
プロフェッショナルの信頼
503CXは1990年代前半まで製造され、多くのプロフェッショナル写真家に愛用されました。ファッション撮影、ポートレート、商品撮影など、スタジオワークを中心に、その信頼性と画質は高く評価されています。フィルム写真の再評価が進む現在においても、6×6フォーマットの魅力とCarl Zeissレンズの描写力は色褪せることがありません。



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ハッセルブラッド503CXを大事にしてた人ほど、納得して売ってほしい
HASSELBLAD 503CXが高価買取される理由

500C/Mの正統後継機としての価値
503CXは、20年近く製造されたベストセラー機500C/Mの改良型として登場しました。基本的な機械構造の信頼性を維持しながら、現代的な機能を追加したこのモデルは、「伝統と革新の融合」として中古市場でも安定した需要があります。500C/Mよりも新しい世代であるため、メンテナンス状態の良い個体が見つかりやすい点も評価されています。
TTLフラッシュ機能による実用性
スタジオ撮影において、TTLフラッシュメータリング機能は大きなアドバンテージとなります。この機能を持つVシステムのボディは限られており、503CX以降のモデル(503CXi、503CW)とともに、スタジオワークを行うプロフェッショナルから高い需要があります。フィルム撮影を続ける写真家にとって、この機能は今でも実用的な価値を持っています。
アキュートマットスクリーンの明るさ
「ファインダーが暗い」というヴィンテージカメラの弱点を克服したアキュートマットスクリーンは、503CXの大きな魅力です。特に開放F値が暗いレンズを使用する際や、薄暗い環境でのピント合わせにおいて、その明るさは作業効率を大きく向上させます。この点が、500C/Mと比較した際の明確な優位性となっています。
Vシステムの拡張性
ハッセルブラッドVシステムは、半世紀以上にわたって互換性を維持してきた稀有なカメラシステムです。503CXを起点として、膨大なレンズ群、各種フィルムバック、ファインダー、さらには現代のデジタルバックまでが使用可能。この拡張性は、システムカメラとしての投資価値を高めています。
デジタルバック対応の可能性
503CXは、Hasselblad CFV 100Cなどの最新デジタルバックにも対応しています。フィルムとデジタルの両方で撮影できる柔軟性は、現代の写真家にとって大きな魅力。アナログの操作感とデジタルの利便性を併せ持つ撮影スタイルが可能です。
フィルムバック・レンズとの組み合わせの重要性
503CXは、中判システムカメラとしての真価を発揮するカメラです。ボディ単体だけでなく、フィルムバックやレンズとの組み合わせによって、その性能と価値が大きく変わります。
フィルムマガジンの役割
ハッセルブラッドの最大の特徴は、撮影途中でもフィルムバックを交換できる点です。カラーとモノクロ、異なるISO感度のフィルムを瞬時に切り替えられるため、1台のボディで多様な撮影に対応できます。
A12マガジン(120フィルム用) 最も一般的なフィルムバック。12枚撮影が可能で、初期型とA12N(後期型)があります。巻き上げ機構の改良により、後期型の方が使いやすいとされていますが、初期型も十分実用的です。
A24マガジン(220フィルム用) 24枚撮影が可能なマガジン。220フィルムは裏紙がないため、120フィルム用のバックでは使用できません。現在220フィルムの入手は困難ですが、バック自体はコレクターズアイテムとしての価値があります。
Carl Zeissレンズの描写力
503CXで使用できるC/CFレンズは、すべてCarl Zeiss製の高性能レンズです。Planar、Distagon、Sonnarといった銘玉が揃い、それぞれが独特の描写特性を持っています。
Planar 80mm F2.8(標準レンズ) 6×6フォーマットにおける標準レンズ。開放から高い解像力を持ち、ポートレートから風景まで幅広く対応します。最も流通量が多く、503CXとセットで販売されることが一般的です。
Distagon 50mm F4(広角レンズ) 歪曲の少ない広角レンズ。建築写真や室内撮影で威力を発揮します。逆光耐性も高く、T*コーティングの効果が実感できるレンズです。
Sonnar 150mm F4(中望遠レンズ) ポートレートに最適な中望遠レンズ。柔らかなボケ味と立体感のある描写が特徴です。503CXでは、長焦点レンズ使用時のミラーカットオフ(ファインダー像の一部が欠ける現象)が若干発生しますが、150mmクラスでは実用上ほとんど問題になりません。
システム全体での買取評価
当店では、ボディ単体だけでなく、レンズやフィルムバックを含めたシステム全体での買取を歓迎しています。特に、状態の良いレンズと組み合わされている場合、個別に買取するよりも高額査定となる可能性があります。
高額査定につながるポイント

一般の買取店とは異なる、HASSELBLAD 503CXに特化した評価ポイントをご紹介します。
モデルによる基本価値
503CXには通常のクローム/ブラックモデルのほか、50周年記念モデルやゴールデンブルーなどの限定モデルが存在します。限定モデルは製造台数が少なく、コレクターズアイテムとしてのプレミアムが上乗せされます。シリアルナンバーから製造年を特定できるため、記念モデルの判別も可能です。
光学系の状態
フォーカシングスクリーン アキュートマットスクリーンに汚れやカビ、傷がないかを確認します。交換スクリーンが装着されている場合は、純正アキュートマットの有無も評価に影響します。
ミラーとシャッター幕 ミラー表面の銀蒸着の状態、補助シャッター幕の状態を確認。Palpasコーティングのひび割れは経年劣化によるもので、実用上の問題がないため査定には影響しません。
機構部の動作
シャッター機構 レンズシャッター方式のため、各レンズごとにシャッター機構が内蔵されています。ボディ側は巻き上げとシャッターレリーズの連動が正常であることが重要です。
巻き上げギアの摩耗 ハッセルブラッドの巻き上げギアは、意図的に摩耗しやすい素材を使用しており、摩耗するとコマ間隔が狭くなります。これは正常な設計であり、オーバーホールの時期を知らせる仕組みです。極端に詰まっていなければ減額対象とはなりません。
フィルムバックの動作 A12マガジンの巻き上げ機構、カウンター、ダークスライドの動作を確認。特に巻き上げのスムーズさとフレーム間隔の正確性が重要です。
外観・コンディション
外装の状態 革張りの剥がれ、金属部分の打痕、塗装の剥離などを確認。使用感は評価に影響しますが、ヴィンテージカメラとして許容範囲内であれば大幅な減額にはなりません。
シリアルナンバーの一致 ボディ、レンズ、フィルムバックのシリアルナンバーが揃っている場合は若干の評価アップとなります。ただし、Vシステムはモジュラー設計のため、番号不一致でも問題ありません。
付属品の有無
標準付属品
- ウエストレベルファインダー(折りたたみ式)
- ワインディングクランク
- ボディキャップ
- レンズキャップ
元箱・書類
- オリジナルボックス
- 取扱説明書
- 保証書(シュリロ貿易など)
完品に近いほど査定額は上昇しますが、ボディとレンズ、フィルムバックの3点セットであれば基本的な価値は十分に評価できます。

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お客様のペースでじっくりご検討ください。

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LINE査定を始める →査定額が下がる要因
HASSELBLAD 503CXの買取価格は、以下の状態により変動します。現在の市場動向を踏まえた評価基準です。
❌ レンズやスクリーンにカビ・曇り 光学系のカビや曇りは撮影結果に直接影響するため、減額要因となります。ただし、カビの程度によっては清掃で対応可能な場合もあり、買取自体は可能です。
❌ シャッター速度の不良 レンズシャッターの低速が粘る、高速が出ないなどの症状。オーバーホールが必要となるため査定額に影響しますが、修理後の販売を視野に入れた買取は可能です。
❌ 巻き上げギアの極端な摩耗 コマ間が著しく詰まっている場合は、ギア交換を含むオーバーホールが必要となります。
❌ フィルムバックの光漏れ フィルムバック背面のシール劣化による光漏れ。交換は可能ですが、テスト撮影で確認が必要なため、減額要因となります。
❌ 電池室の液漏れ 503CXはTTLフラッシュメータリング用に電池を使用します。液漏れによる腐食がある場合、電気系統の修理が必要となります。
❌ 外装の大きな破損 革張りの大部分が剥離している、金属部分に大きな凹みがあるなど、外観に重大な損傷がある場合。
❌ 改造や非純正パーツの使用 非公式な改造や、純正ではないパーツが使用されている場合は、査定額に影響する可能性があります。
❌ シリアルナンバーの改ざん・不明瞭 シリアルナンバーが削られている、判読不能な場合は買取が困難となります。
重要: 上記のような状態でも買取可能です。503CXはVシステムの中核モデルであり、部品取りとしての需要も含め、故障していても一定の価値があります。まずはお気軽にご相談ください。

よくあるご質問
Q: 500C/Mと503CXで、買取価格に差はありますか? A: 503CXの方が新しい世代であるため、同程度の状態であれば若干高めの査定となる傾向があります。ただし、500C/Mの方が製造期間が長く個体数も多いため、市場での流通価格には大きな差はありません。どちらも高い需要がある名機です。
Q: Palpasコーティングのひび割れがあるのですが… A: Palpasコーティングのひび割れは、503CXの経年劣化としてよく見られる現象です。実用上の影響はほとんどなく、現在では交換用の素材も入手困難なため、査定額への影響はありません。安心してそのままの状態でお持ちください。
Q: 503CXと503CXiの違いは何ですか? A: 503CXi(1994年発売)は503CXのマイナーチェンジモデルです。主な違いは、ワインダーCWが装着可能になったこと、シャッターボタンがソフトレリーズタイプに変更されたこと、底部の三脚プレートがラバー仕様になったことです。買取価格は503CXiの方がやや高めとなります。
Q: レンズのシャッター速度が不安定なのですが、買取可能ですか? A: はい、可能です。レンズシャッターの不調は、オーバーホールで改善できることがほとんどです。当店は提携する修理工房のネットワークを持っており、修理後の販売も視野に入れた査定が可能です。そのため、シャッター不良があっても適正な買取価格を提示できます。
Q: 動作確認ができていないのですが、買取可能ですか? A: はい、可能です。当店では動作未確認の状態でも買取いたします。査定時に動作確認を行い、状態に応じた適正価格を提示いたします。
Q: 箱や説明書がないのですが、査定額に影響しますか? A: 付属品の有無は査定額に影響しますが、本体の状態が良好であれば十分な価値があります。付属品なしでも他店より高額買取できるケースが多いため、まずはご相談ください。
Q: フィルムバックのシリアルナンバーがボディと異なるのですが問題ありますか? A: 問題ありません。ハッセルブラッドVシステムはモジュラー設計のため、ボディ、レンズ、フィルムバックのシリアルナンバーが一致していなくても正常な使用が可能です。シリアルが揃っている場合は若干のプラス評価となりますが、不一致でも減額対象とはなりません。
Q: 古いCレンズとCFレンズ、どちらも使えますか? A: はい、両方使用可能です。CレンズはVシステム初期から使用されているレンズで、CFレンズは改良型です。503CXではどちらも問題なく使用でき、買取対象となります。ただし、F型レンズ(フォーカルプレーンシャッター用)は使用できません。
Q: デジタルバックを装着して使用できますか? A: はい、503CXはHasselblad CFV 100Cなどの最新デジタルバックにも対応しています。フィルムバックと同じ要領で装着できるため、フィルムとデジタルの両方で撮影が楽しめます。
Q: 他店で「買取不可」と言われたのですが… A: 一般的な買取店では価値を判断できないカメラでも、専門店である当店なら買取可能な場合が多くあります。「古すぎる」「壊れている」と言われたカメラでも、ぜひ一度査定させてください。
Q: 査定だけでもいいですか? A: もちろんです。「手元に置いておくか売却するか迷っている」という方も大歓迎です。現在の市場価値を知ることで、今後の判断材料にしていただけます。査定料、キャンセル料は一切かかりません。
Q: 宅配買取の場合、送料は負担してもらえますか? A: はい、当店が全額負担いたします。梱包材も無料でお送りしますので、お客様のご負担はゼロです。万が一、輸送中の破損があった場合も、当店が加入する保険で対応いたします。

