フジカフレックス(FUJICAFLEX)二眼レフカメラ買取 | 希少機種のご売却なら

フジカフレックスが搭載するFUJINAR 83mm F2.8という3群5枚構成の大口径レンズは、発売から70年経った今でも二眼レフカメラの頂点を極める光学性能を発揮します。富士写真フイルム(現富士フイルム)の技術の粋を集めたこのカメラは、フルオートマット機構による使いやすさと、国産二眼レフ史上最高額という価格設定により、写真愛好家たちの憧れとなりました。外観に経年変化が見られる個体でも、専門知識に基づいた適正な価格で買取させていただきます。

当店のフジカフレックス(FUJICAFLEX)二眼レフの買取について

フジカフレックス(FUJICAFLEX)二眼レフ査定で、まずそう思ってもらうのが当店の目標です!

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フジカフレックス 買取強化中のモデル

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フジカフレックス オートマット(1954年)

参考買取価格: 応相談

1954年の単一年のみ製造された希少モデル。推定製造台数1,200台前後とされる国産二眼レフの最高峰。FUJINAR 83mm F2.8レンズ、セイコーシャ・ラピッドシャッター(B, 1~1/400秒)を搭載。フルオートマット機構により、フィルム装填時のスタートマーク合わせが不要。カメラ右側面のノブは押し込み状態でピント調節、引き出し状態で巻き上げという独創的な設計。発売当時の価格65,000円は、ミノルタオートコード(29,800円)の2倍以上、ローライフレックスに匹敵する高級機でした。

その他の関連商品も高価買取

  • Bay1準拠フィルター
  • 純正レンズキャップ
  • 近接撮影用アクセサリー
  • 元箱・取扱説明書

2025年11月現在 フジカフレックス(FUJICAFLEX)二眼レフ高価買取中

一般の買取店で「古すぎて値段がつかない」と言われた
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当店では、フジカフレックスの歴史的価値とコレクターズアイテムとしての需要を正確に評価できる専門スタッフが査定を担当します。

「故障しているから値段がつかない」──他店でそう言われた経験はありませんか?

当店は提携する修理工房のネットワークを持っており、修理後の販売も視野に入れた査定が可能です。そのため、オートマット機構の不具合やシャッター動作不良があっても適正な買取価格を提示できます

フジカフレックスとは

1954年、日本の二眼レフ市場が急速に拡大していた時代に、富士写真フイルムは満を持して自社初の二眼レフカメラ「フジカフレックス」を発表しました。リコーやミノルタがすでに二眼レフ市場に参入していた中、フジカフレックスは「日本最高峰の二眼レフ」という明確なコンセプトのもとに開発されました。

発売価格65,000円という設定は、当時の一般的な二眼レフカメラの3倍以上、ミノルタオートコードの2倍以上という破格の金額でした。これはローライフレックスに匹敵する価格帯であり、富士フイルムの本気度を示すものでした。

1954年という時代背景

フジカフレックスが登場した1954年は、二眼レフカメラ黄金期の幕開けでした。ローライフレックスが確立した二眼レフというフォーマットに、日本メーカーが次々と独自の解釈を加えた製品を投入していました。

同時期の主要な競合機種として、ドイツのローライフレックス2.8E(1956年発売)は80mm F2.8のツァイス・プラナーまたはシュナイダー・クセノターレンズを搭載し、世界最高峰の二眼レフとして君臨していました。価格は200ドル以上、日本円で7万円以上という超高級機でした。

一方、国産ではミノルタが1955年にミノルタオートコードを発表します。75mm F3.5ロッコールレンズ搭載で、クランク巻き上げと自動フレームカウンターを装備しながら、アメリカでの販売価格は100ドル前後(約3万円)という戦略的な価格設定でした。ミノルタオートコードは「ローライフレックスに次ぐ品質を半額以下で」というポジショニングで大成功を収めます。

ヤシカも1953年からヤシカフレックスシリーズを展開しており、1957年にはヤシカマットを発表。こちらはさらに低価格帯で、二眼レフの大衆化に貢献しました。

このような市場環境の中、フジカフレックスは「価格ではなく、性能と機構で勝負する」という方針を貫きました。ローライフレックスと同等以上の性能を、国産メーカーとして実現することが目標だったのです。

技術的特徴

フジカフレックスの最大の特徴は、FUJINAR 83mm F2.8という3群5枚構成の大口径レンズです。当時の多くの国産二眼レフが75mm F3.5の4枚玉(テッサータイプ)を採用していたのに対し、フジカフレックスは5枚玉構成で1段明るいF2.8を実現しました。

この焦点距離83mmという選択も興味深い点です。ローライフレックス2.8シリーズが80mm、ミノルタオートコードが75mmを採用していた中、フジカフレックスは独自の光学設計により83mmという焦点距離に落ち着きました。これはビューレンズとテイクレンズの同時駆動機構と、近接撮影機能を両立させるための設計上の必然だったと考えられます。

フルオートマット機構

フジカフレックスのもう一つの革新は、国産二眼レフとしてはマミヤフレックス・オートマットAに次ぐ、フルオートマット機構の採用でした。

従来の二眼レフカメラでは、フィルム装填時に裏紙のスタートマークを赤窓に合わせる必要がありました。これは慣れれば問題ないものの、初心者には分かりにくく、フィルムの無駄も発生しやすい仕様でした。

フルオートマット機構では、フィルムを装填して巻き上げれば、カメラが自動的に最初のフレームを検知して停止します。赤窓もスタートマーク合わせも不要で、確実に12枚全てを撮影できます。1950年代前半においては、この機構は非常に先進的でした。

独創的な操作系

フジカフレックスの操作系も独特でした。カメラ右側面のノブは、押し込んだ状態でピント調節、引き出した状態で巻き上げとシャッターチャージという、二つの機能を兼ねていました。

この設計の意図は、片手での操作性向上にありました。二眼レフカメラは通常、左手で支えながら撮影します。ローライフレックスやミノルタオートコードでは、ピント調節は左側のノブ、巻き上げは右側のクランクと分かれており、操作のたびに手を動かす必要がありました。

フジカフレックスは右側の単一ノブで両方の操作を行えるため、理論上は効率的です。ただし、実際には押し込み/引き出しの操作に慣れが必要で、評価は分かれました。

近接撮影能力

通常の最短撮影距離は4フィート(約1.2m)ですが、前板左側の近接撮影用ダイヤルを使用すると、前玉回転式でレンズが繰り出し、2.3フィート(約70cm)までの接写が可能です。

1950年代の二眼レフとしては、これは驚異的な近接撮影能力でした。ただし、この機構使用時はファインダー上での視差補正が連動せず、正確なフレーミングには経験が必要でした。

製造期間と生産台数

フジカフレックスの製造期間は1954年のみと推定されています。正確な生産台数は不明ですが、月産100台として年間1,200台程度という説が有力です。

なぜ富士フイルムは1年で生産を終了したのか──その理由は複数考えられます。

第一に、65,000円という価格設定が市場に受け入れられなかった可能性があります。いくら高性能でも、ローライフレックスという「本家」が存在する中で、国産カメラに7万円近い金額を払うユーザーは限られていました。

第二に、富士フイルムの主力事業はあくまでフィルムであり、カメラ製造は副次的な位置付けだったという事情があります。二眼レフ市場での継続的な競争よりも、自社の強みであるフィルム事業に注力する方針転換があったのかもしれません。

第三に、技術的な問題の可能性も指摘されています。フルオートマット機構は現代の120フィルムの裏紙厚と当時の想定との差異により、正常に動作しないケースが報告されています。また、独特の巻き上げ/ピント調節ノブも、故障しやすいという指摘があります。

市場での位置づけ

結果的に、フジカフレックスは商業的には成功しませんでした。しかし、技術的な挑戦と完成度の高さは、現在でも高く評価されています。

ミノルタオートコードが「実用的で信頼性が高い、ローライフレックスの良いライバル」として長年愛されたのに対し、フジカフレックスは「富士フイルムの技術力を示した、野心的な実験作」という評価が定着しています。

査定金額の理由について

フジカフレックス(FUJICAFLEX)二眼レフを大事にしてた人ほど、納得して売ってほしい

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フジカフレックスが高価買取される理由

推定1,200台という希少性

フジカフレックスの最大の価値は、その希少性にあります。1年間のみの製造、推定1,200台程度という生産台数は、二眼レフカメラの中でも極めて少ない部類です。

比較として、ミノルタオートコードは1955年から1966年まで11年間製造され、少なくとも数万台が生産されました。ヤシカマットシリーズはさらに大量生産され、現在でも中古市場で容易に入手できます。

一方、フジカフレックスはヤフーオークションでも年に数回しか出品されず、海外のeBayでも同様です。この希少性がコレクターズアイテムとしての価値を支えています。

国産二眼レフ最高価格機という歴史的意義

発売価格65,000円という記録は、国産二眼レフカメラの歴史において特筆すべきものです。これは当時の大卒初任給(約1万円)の6ヶ月分以上に相当する金額でした。

「日本メーカーも世界最高峰を目指せる」ということを示した先駆的な製品として、カメラ史における価値があります。

FUJINAR 83mm F2.8の光学性能

5枚玉構成のFUJINARレンズは、70年経った現在でも優れた描写力を発揮します。フジフイルムの光学技術は、後の中判カメラGSシリーズやGFXシリーズに繋がる系譜の出発点でもあります。

実際に撮影した写真家からは「シャープネスと階調表現の両立」「逆光耐性の高さ」「ボケ味の滑らかさ」が評価されています。

フルオートマット機構の技術的価値

1950年代前半の時点でフルオートマット機構を実現したことは、技術史的に重要です。マミヤフレックス・オートマットA(1951年)に次ぐ、国産2例目の採用でした。

この機構は後のミノルタオートコードやヤシカマット124Gにも採用され、二眼レフカメラの標準装備となっていきます。

海外コレクター市場での需要

日本製ヴィンテージカメラに対する海外の関心は年々高まっています。特に「希少で技術的に先進的なモデル」は、欧米のコレクターから強い需要があります。

1950年代二眼レフカメラ市場とフジカフレックスの立ち位置

フジカフレックスの価値をより深く理解するには、1950年代の二眼レフカメラ市場全体を見る必要があります。

ローライフレックス – 揺るぎない頂点

ドイツのフランケ&ハイデッケ社が製造するローライフレックスは、1929年の初代モデル以来、二眼レフカメラの代名詞でした。

1954年当時の主力モデルはローライフレックス2.8Dで、1955年には改良型の2.8Eが登場します。80mm F2.8のツァイス・プラナーまたはシュナイダー・クセノターレンズを搭載し、堅牢な機械式シャッター、精密な巻き上げ機構、明るいファインダーを備えていました。

価格は200ドル以上(日本円で7万円以上)でしたが、プロカメラマンから写真愛好家まで、「二眼レフならローライ」という認識が定着していました。

フジカフレックスが目指したのは、まさにこのローライフレックスのポジションでした。日本メーカーとして初めて、ローライフレックスと同等の価格帯・性能で勝負を挑んだのです。

ミノルタオートコード – 成功した挑戦者

フジカフレックスの1年後、1955年に登場したミノルタオートコードは、全く異なる戦略を取りました。

75mm F3.5のロッコールレンズはF2.8より1段暗いものの、4枚玉テッサータイプで十分なシャープネスを確保。クランク巻き上げ、自動フレームカウンター、セルフコッキング、セルフタイマーなど、使いやすさを重視した機能を搭載しながら、価格はアメリカ市場で100ドル前後(約3万円)に抑えました。

「ローライフレックスの品質を半額で」というポジショニングが成功し、ミノルタオートコードは1966年まで11年間製造され、二眼レフ市場の定番機種となりました。

ミノルタオートコードの操作性も優れていました。カメラ下部のフォーカスレバーは、ローライフレックスの側面ノブより使いやすいと評価する写真家が多くいました。また、上から下へのフィルム巻き取り方式により、フィルム平面性の問題も解決していました。

フジカフレックスとミノルタオートコードの違いは明確です。フジカフレックスは「最高性能」を追求し、ミノルタオートコードは「実用性と価格のバランス」を追求しました。市場が選んだのは後者でした。

ヤシカフレックス/ヤシカマット – 大衆化の立役者

ヤシカ(前身はピジョン)は、1953年からヤシカフレックスシリーズを展開し、1957年にはヤシカマットを発表します。

ヤシカマットは80mm F3.5のヤシノンレンズ、クランク巻き上げ、セルフコッキングを備えながら、さらに低価格を実現。二眼レフカメラの大衆化に大きく貢献しました。

1970年代に登場したヤシカマット124Gは、セレン露出計を内蔵し、初心者でも適正露出で撮影できる親切設計でした。価格は2万円台前半と、誰でも手が届く範囲でした。

フジカフレックスの65,000円という価格設定が、いかに野心的(あるいは現実離れ)していたかが分かります。

フジカフレックスが示したもの

結果的に、フジカフレックスは商業的には失敗しました。しかし、この失敗は無駄ではありませんでした。

「日本メーカーも、技術力では世界最高峰に到達できる」ことを証明したのです。FUJINAR 83mm F2.8レンズの光学性能、フルオートマット機構の実装、独創的な操作系の試み──これらは全て、富士フイルムの技術力の高さを示すものでした。

ミノルタやヤシカが「実用性」で成功した一方、フジカフレックスは「技術的野心」を体現した存在として、現在でもカメラ史に名を残しています。

コレクターにとって、フジカフレックスは単なるカメラではなく、「日本の光学産業が世界に挑戦した証」なのです。

高額査定につながるポイント

お手持ちのフジカフレックスの価値を最大限に評価するため、以下のポイントを総合的に確認させていただきます。

製造時期による基本価値

フジカフレックスは1954年単一年の製造のため、製造時期による価値差はほとんどありません。ただし、シリアルナンバーが若い個体(初期ロット)は、コレクター間でやや高く評価される傾向があります。

光学系の状態

ビューレンズ(上部)

  • クモリ、カビ、キズの有無
  • コーティングの状態
  • ファインダースクリーンの明るさ

テイクレンズ(下部・FUJINAR 83mm F2.8)

  • レンズ内部のクモリ、カビ
  • コーティングの剥離状況
  • 前玉・後玉のキズ
  • 絞り羽根の動作と油染み

3群5枚構成のFUJINARレンズは、コーティング技術が現代ほど発達していない時代の製品のため、経年によるコーティング劣化が見られることがあります。ただし、光学性能に大きな影響がなければ、査定上の減額は限定的です。

シャッター・機構部

セイコーシャ・ラピッドシャッター

  • B, 1~1/400秒の全速度の動作確認
  • 低速(1秒)の精度
  • 高速(1/400秒)の作動音
  • シャッター羽根の油切れ、粘り

セイコーシャ製シャッターは信頼性が高く、適切にメンテナンスされていれば70年経過しても正常動作します。ただし、長期保管によるグリス固着は発生しやすいため、動作確認が重要です。

フルオートマット機構

  • フィルムカウンターの自動停止機能
  • スタートマーク検知センサーの動作
  • 裏紙厚検知機構の調整状態

フルオートマット機構は、現代の120フィルムの裏紙厚が当時と異なるため、そのままでは正常動作しないケースがあります。ただし、この問題は調整可能なため、大幅な減額対象にはなりません。

巻き上げ/ピント調節ノブ

  • ノブの押し込み/引き出し動作のスムーズさ
  • ピント調節のヘリコイドの滑らかさ
  • 巻き上げ時のシャッターチャージ連動
  • ギアの噛み合わせ音

このノブはフジカフレックス独特の機構のため、修理部品の入手が困難です。動作に問題がある場合は査定額に影響しますが、専門工房での修理可能性も考慮して評価します。

外観・コンディション

ボディ塗装

  • 真鍮ボディへの塗装状態
  • 使用による塗装剥げ、摩耗
  • 角や縁の打痕
  • 経年によるクモリ、変色

フジカフレックスの外観は、当時の高級機らしい丁寧な仕上げが特徴です。経年による塗装剥げは避けられませんが、大きな凹みや打痕がなければ、ヴィンテージカメラとして許容範囲と評価されます。

革張り

  • ボディ前面・側面の革の状態
  • 剥がれ、浮き、欠損
  • 経年によるひび割れ

革張りの状態は外観の印象を大きく左右します。完全に剥がれている場合は張り替えが必要ですが、多少のひび割れ程度であれば大きな減額にはなりません。

ファインダーフード

  • 開閉機構のスムーズさ
  • ヒンジ部分の破損
  • 内部の遮光植毛の状態

フジカフレックスは固定式ファインダーフードのため、交換式プリズムなどは装着できません。開閉がスムーズであれば十分です。

ルーペ

  • ピント確認用ルーペの有無
  • レンズのクモリ、カビ
  • 収納機構の動作

ルーペはファインダーフード内に収納されており、ピント確認時に使用します。欠損している個体も見られますが、実用上の影響は限定的です。

付属品の有無

元箱(オリジナルボックス)

  • フジカフレックスのロゴ入り木製/厚紙ケース
  • 箱の状態(破損、汚れ)

元箱が残っている個体は極めて少なく、あるだけで査定額が大きく上がります。状態が良好であれば、+3~5万円程度の評価増も期待できます。

取扱説明書

  • オリジナルの日本語説明書
  • 英語版の説明書

フジカフレックスの取扱説明書は、ほとんど現存していません。あれば+1~2万円程度の評価増となります。

レンズキャップ

  • Bay1準拠の被せ式レンズキャップ
  • 純正品かサードパーティ製か

Bay1は二眼レフカメラで広く採用された規格のため、純正でなくても装着可能です。ただし、フジカフレックスのロゴ入り純正品であれば、コレクターズアイテムとしての価値があります。

その他アクセサリー

  • Bay1フィルター(UV、Y2、赤等)
  • レンズフード
  • ストラップ
  • 革ケース
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査定額が下がる要因

以下のような状態でも買取は可能ですが、査定額に影響する可能性があります。

光学系の深刻なカビ・クモリ
レンズ内部全体に広がったカビ、あるいはレンズ接合面の分離は、光学性能に大きく影響します。ただし、清掃・再接合が可能な範囲であれば、修理費用を考慮した査定を行います。

シャッター不動・速度不良
全速度が作動しない、あるいは著しく精度が狂っている場合。セイコーシャ製シャッターは修理可能なため、完全に買取不可になることはありません。

フルオートマット機構の故障
フィルムカウンターが動作しない、自動停止しない場合。ただし、赤窓式に改造することも可能なため、大幅な減額にはなりません。

巻き上げ/ピント調節ノブの破損
ノブの押し込み/引き出し機構が完全に破損している場合。この部分はフジカフレックス独自の機構のため、修理が困難です。ただし、部品取り用の個体から移植可能性もあり、状態によっては修理前提で買取いたします。

ファインダースクリーンの欠損
スクリーンが割れている、欠けている場合。交換部品の入手は困難ですが、他機種のスクリーンを加工して使用できる場合もあります。

外観の深刻な破損
大きな凹み、ボディの歪み、裏蓋が閉まらないなどの構造的な問題。ただし、コレクターズアイテムとしての需要もあるため、「飾り用」「部品取り用」としての価値は残ります。

革張りの全面剥離
革が完全に剥がれ、接着面も劣化している場合。張り替えは可能ですが、オリジナル性が失われるため減額対象となります。

改造・非純正部品への交換
後から他機種のレンズに交換、シャッターを別機種のものに交換など、オリジナリティを損なう改造がある場合。ヴィンテージカメラのコレクターは「オリジナル状態」を重視するため、大きな減額要因となります。

銘板・ロゴプレートの欠損
「FUJICAFLEX」のロゴプレートが欠けている、剥がれている場合。見た目の印象が大きく変わるため、減額対象となります。

シリアルナンバーの削れ・不明瞭
製造時期の特定や真贋判定に影響します。ただし、フジカフレックスは贋作が作られるほど高価なカメラではないため、大きな問題にはなりません。

重要: 上記のような状態でも買取可能です。フジカフレックスは推定1,200台という希少性のため、たとえ故障していても部品取り用、あるいは修理・レストアの対象として十分な価値があります。まずはお気軽にご相談ください。

よくあるご質問

Q: 動作確認ができていないのですが、買取可能ですか?

A: はい、可能です。当店では動作未確認の状態でも買取いたします。査定時に動作確認を行い、状態に応じた適正価格を提示いたします。フジカフレックスは希少機種のため、動作不良があっても価値は十分にあります。

Q: 箱や説明書がないのですが、査定額に影響しますか?

A: 付属品の有無は査定額に影響しますが、本体の状態が良好であれば十分な価値があります。フジカフレックスの取扱説明書はほとんど現存しておらず、元箱も稀少です。付属品なしでも高額買取できるケースが多いため、まずはご相談ください。

Q: 他店で「買取不可」と言われたのですが…

A: 一般的な買取店では、フジカフレックスの価値を判断できないケースがあります。「古すぎる」「聞いたことのないメーカー」と言われた場合でも、専門店である当店なら適正に評価できます。ぜひ一度査定させてください。

Q: 査定だけでもいいですか?

A: もちろんです。フジカフレックスは希少機種のため、「手元に置いておくか売却するか迷っている」という方も多くいらっしゃいます。現在の市場価値を知ることで、今後の判断材料にしていただけます。査定料、キャンセル料は一切かかりません。

Q: 1台だけでも買取してもらえますか?

A: はい、1台からでも喜んで買取させていただきます。フジカフレックスは推定製造台数1,200台の希少機種です。「これだけのために来てもらうのは申し訳ない」とお考えの必要はありません。大切なカメラを適正価格で買取いたします。

Q: 急いで現金化したいのですが、どのくらいで対応できますか?

A: 店頭買取なら最短30分で現金化可能です。出張買取も東京23区内なら即日対応できる場合があります。ただし、フジカフレックスは希少機種のため、専門スタッフによる慎重な査定が必要です。事前にお電話でご予約いただくとスムーズです。

Q: 遺品整理で出てきたのですが、価値が分かりません

A: フジカフレックスは国産二眼レフ史上最高価格で発売された、非常に価値のあるカメラです。状態によっては予想以上の高額査定となる可能性があります。特に元箱や取扱説明書が残っている場合は高く評価されます。必ず専門店で査定を受けることをおすすめします。

Q: 宅配買取の場合、送料は負担してもらえますか?

A: はい、当店が全額負担いたします。梱包材も無料でお送りしますので、お客様のご負担はゼロです。万が一、輸送中の破損があった場合も、当店が加入する保険で対応いたします。フジカフレックスのような希少機種は、特に慎重に梱包させていただきます。

Q: フルオートマット機構が動かないのですが、買取できますか?

A: フルオートマット機構の不具合があっても買取可能です。現代の120フィルムの裏紙厚が当時と異なるため、動作しないケースは珍しくありません。調整可能な範囲であれば、大きな減額にはなりません。赤窓式として使用することも可能です。

Q: レンズにカビが生えているのですが、買取できますか?

A: レンズやファインダーにカビがある場合でも買取可能です。カビの程度によって査定額は変動しますが、フジカフレックスは希少性が高いため、カビがあっても十分な価値があります。FUJINAR 83mm F2.8レンズは清掃・メンテナンスにより復活する可能性もあります。

Q: 巻き上げノブの動きが固いのですが…

A: 長期保管により、グリスが固着しているケースがあります。無理に動かすと破損の恐れがあるため、そのままの状態でお持ちください。当店では提携する修理工房で適切にメンテナンスできますので、修理費用を考慮した査定を行います。

Q: 買取価格の目安を教えてください

A: フジカフレックスは希少機種のため、個体の状態により買取価格が大きく変動します。動作良好で外観も綺麗な個体であれば高額査定が期待できます。正確な金額は実物を拝見してからの判断となりますが、お写真をお送りいただければより詳しい概算をお伝えできます。

Q: なぜ店によって査定額がこんなに違うのですか?

A: フジカフレックスの専門知識の有無が大きく影響します。一般的な買取店では「古い二眼レフ」として数千円程度の査定になることもありますが、専門店では「推定製造台数1,200台の希少機種」として正しく評価します。当店は二眼レフカメラの買取実績が豊富で、適正な市場価格を把握しています。