フィルム写真の黄金期が終わりを迎えようとしていた1987年、富士フイルムは新たなインスタント写真の世界を切り開くべく「FP-1 PROFESSIONAL」を市場に投入しました。ポラロイドが支配していたインスタント写真市場に、日本の技術力で挑んだこのカメラは、プロフェッショナル向けピールアパート式フィルムの新時代を象徴する一台となりました。
1987年6月25日に日本国内専売として発売されたFP-1 PROFESSIONALは、Fotorama(フォトラマ)シリーズの一環として、スタジオでのプルーフィング用途を主な目的に開発されました。当店では、このような歴史的価値を持つインスタントカメラを、状態に関わらず専門知識に基づいた適正価格で買取いたします。
「フィルムが製造終了しているから価値がない」「古いインスタントカメラだから買取不可」と他店で断られた方も、ぜひ一度ご相談ください。特に遺品整理で出てきたカメラは、一般的な整理業者では適正な価値判断ができず、無料引き取りやタダ同然の価格になってしまうケースが多々あります。FP-1 PROFESSIONALは、適切な査定を受ければ十分な価値が認められるカメラです。

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FUJI FP-1 PROFESSIONAL 買取強化中のモデル

当店では、以下のFP-1 PROFESSIONAL関連商品を高価買取しております。
FUJI FP-1 PROFESSIONAL(標準モデル)
参考買取価格: 応相談
1987年発売のオリジナルモデル。Fujinon 105mm F5.6レンズを搭載した蛇腹式インスタントカメラ。完全機械式で露出計を省略することで、当時の価格を69,800円に抑えた戦略的モデルです。プラスチック主体の軽量ボディながら、5群4枚構成の本格的なレンズを搭載。状態により買取価格は大きく変動しますが、ベローズに穴がなく、レンジファインダーが正常に機能する個体は高評価の対象となります。
付属品・関連商品
- Fuji PA-1 フィルムバック: 本体内蔵型のため単体での流通は稀ですが、改造用パーツとして需要があります
- FP-100C / FP-3000B フィルム(期限切れ): 冷蔵保存された未開封品は高額買取対象
- 純正ストラップ・ケース: 付属品の有無で査定額が変動します
- 取扱説明書(日本語版): オリジナルマニュアルは希少価値あり
その他の関連商品も高価買取
FP-1 PROFESSIONALと併用できるピールアパート式フィルム、Polaroid Type-100対応カメラ、Fuji Fotoramaシリーズの他機種(F-10、F-50sなど)も買取対象です。カメラ本体のみの買取も歓迎ですが、関連商品をまとめてお売りいただくと、査定額アップの可能性が高まります。
遺品整理でFUJI FP-1 PROFESSIONALが出てきた方へ
一般的な遺品整理業者・リサイクルショップでは適正な価値が付きません

遺品整理の現場では、FP-1 PROFESSIONALのような古いフィルムカメラが数多く発見されます。しかし、一般的な遺品整理業者やリサイクルショップでは、このカメラの真の価値を理解していません。
よくあるケース
❌ 「フィルムが製造終了しているので0円です」 → フィルムの有無に関わらず、カメラ本体に価値があります
❌ 「古いポラロイドカメラですね。500円でお引き取りします」 → FP-1はPolaroidではなくFujiの専門機材。全く異なる価値があります
❌ 「動作確認ができないので買取不可です」 → 専門店なら、動作未確認でも適正な査定が可能です
❌ 「プラスチック製なので価値がありません」 → 素材ではなく、歴史的価値・希少性・レンズ性能で評価すべきカメラです
カメラ専門店なら、こう評価します
当店では、FP-1 PROFESSIONALを以下の観点から正しく評価します:
- 1987年の日本国内専売モデルである希少性
- 富士フイルムFotoramaシリーズの歴史的価値
- Fujinon 105mm F5.6レンズの光学性能
- 連動距離計搭載の本格仕様
- 海外コレクター市場での需要
- 修理・改造用パーツとしての需要
遺品整理でお困りの方、まずはご相談ください

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LINE査定を始める →「故人がカメラ好きだったけど、どれに価値があるか分からない」 「大量のカメラが出てきたが、整理業者は全て0円と言われた」 「FP-1以外にも古いカメラがある」
こうしたお悩みをお持ちの方は、迷わず当店にご連絡ください。 出張査定も無料で承ります(東京23区・近郊エリア)。
遺品整理業者を通さず、直接カメラ専門店に査定を依頼することで、適正な価格での買取が実現します。
・遺品整理や生前整理でカメラを売却したい
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・梱包が面倒だから、出張買取を検討している

FUJI FP-1 PROFESSIONALとは


フィルム写真黄昏期に誕生したプロフェッショナル向けインスタントカメラ
FUJI FP-1 PROFESSIONALは、富士写真フイルム株式会社(現・富士フイルム株式会社)が1987年に発売した、ピールアパート式インスタントフィルム対応のプロフェッショナル向けカメラです。
1980年代、富士フイルムは「Fotorama(フォトラマ)」ブランドでインスタント写真市場への参入を果たしていました。1981年にFotorama F-10とF-50sで市場デビューを果たした富士フイルムは、当初はKodak互換のインテグラル式フィルムを展開していましたが、1987年にはポラロイドの特許が切れたピールアパート式フィルム市場に本格参入します。
この戦略の象徴となったのが、FP-1 PROFESSIONALでした。
スタジオプルーフィング用途に特化した設計思想
FP-1 PROFESSIONALは、スタジオでの本番撮影前に露出や構図を確認する「プルーフィング用途」を主な目的として開発されました。大判カメラや中判カメラでの撮影前に、108mm × 85mm(3¼×4¼インチ)の大判インスタントプリントで仕上がりイメージを確認できることは、プロフェッショナルにとって大きなメリットでした。
そのため、FP-1は以下のような特徴を持っています:
- 完全機械式(露出計を省略し、外部露出計の使用を前提)
- 蛇腹式折りたたみ構造(携帯性と大判フォーマットの両立)
- 連動距離計搭載(正確なピント合わせが可能)
- Fujinon 105mm F5.6レンズ(5群4枚構成の本格光学系)
- 1秒〜1/500秒 + バルブ(幅広いシャッター速度範囲)
- F5.6〜F64(豊富な絞り値)
日本国内専売という運命


興味深いことに、FP-1 PROFESSIONALは日本国内でのみ販売されました。北米市場には輸出されず、69,800円という価格で1987年6月25日に発売されました。
富士フイルムがこの戦略を取った背景には、ポラロイドとの技術提携関係がありました。1980年代、ポラロイドとコダックの特許訴訟が激化する中、富士フイルムはポラロイドと技術共有協定を結び、インスタントフィルム市場での共存を選択しました。そのため、ポラロイドの本拠地である北米市場への直接参入は避け、日本国内市場に集中したのです。
FP-100CとFP-3000B Super – 富士フイルムの独自フィルム
FP-1 PROFESSIONALの登場と同時に、富士フイルムは2種類のピールアパート式フィルムを市場投入しました:
- FP-100C: カラーフィルム(ISO 100相当)
- FP-3000B Super: 高感度白黒フィルム(ISO 3000相当)
これらのフィルムは、ポラロイドの660シリーズと互換性がありながら、富士フイルム独自の乳剤技術により、よりシャープで鮮やかな発色を実現していました。特にFP-100Cは、ポラロイドの同等品よりも色再現性が高く、プロフェッショナルから高い評価を受けました。
その後、2002年にはFP-100Cの改良版が登場し、プラスチック製カセットへの変更、低温性能の向上、色再現性のさらなる向上が図られました。また、マットな質感の「FP-100C Silk」も発売され、指紋が目立ちにくい仕上がりとして人気を博しました。
フィルム生産終了 – 2016年2月の衝撃
2008年にポラロイドが全インスタントフィルムの生産を終了すると、富士フイルムは唯一のピールアパート式フィルムメーカーとなりました。しかし、デジタル撮影の普及により需要は年々減少し、ついに2016年2月29日、富士フイルムはFP-100CとFP-3000Bの生産終了を発表しました。
最後のロットの有効期限は2018年7月。冷蔵保存された場合、期限後10年程度は使用可能とされていますが、2025年現在、実用可能なフィルムはほぼ市場から姿を消しました。
現在の位置づけ – 撮影不可能だが価値あるコレクターズアイテム
フィルムの生産終了により、FP-1 PROFESSIONALは「撮影できないカメラ」となりました。しかし、それでもなお以下の理由で価値を持ち続けています:
- インスタント写真史における重要な1ページ
- 富士フイルムFotoramaシリーズの代表機
- 日本国内専売という希少性
- 4×5グラフロック改造のベースカメラとしての需要
- 海外コレクター市場での安定した需要

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LINE査定を始める →FUJI FP-1 PROFESSIONALが高価買取される理由

理由1: 富士フイルムインスタント写真史の象徴
FP-1 PROFESSIONALは、富士フイルムがピールアパート式フィルム市場に本格参入した際の記念碑的モデルです。1981年のFotorama開始から、1987年のFP-100C発売に至る富士フイルムのインスタント写真戦略の集大成として、カメラ史研究家やコレクターから注目されています。
特に、ポラロイドとの技術提携という複雑な背景を持つこのカメラは、単なる撮影機材を超えた歴史的資料としての価値を持ちます。
理由2: 日本国内専売という希少性
FP-1 PROFESSIONALは、日本国内でのみ販売されました。北米やヨーロッパには輸出されなかったため、海外のコレクターにとっては「入手困難なJDM(Japanese Domestic Market)モデル」として高い人気があります。
eBayなどの海外オークションサイトでは、Near Mint品が500〜700ドル(約7〜10万円)で取引されることもあり、国内相場を上回るケースも珍しくありません。
理由3: Fujinon 105mm F5.6の光学性能
プラスチック主体のボディとは対照的に、FP-1に搭載されたFujinon 105mm F5.6レンズは、5群4枚構成の本格的な光学設計を採用しています。
絞りをF11以下に絞り込むことで、シャープで歪みの少ない描写を実現できることが、実写テストで確認されています。この光学性能の高さは、「Professional」の名に恥じない設計思想の表れです。
理由4: 4×5グラフロック改造のベースカメラとして
フィルム生産終了後、FP-1 PROFESSIONALは新たな用途を見出しました。4×5インチ(シノゴ)グラフロックバックへの改造ベースカメラとしての需要です。
蛇腹式の構造と、比較的大きなイメージサークルを持つ105mmレンズは、4×5フィルムや2×3グラフロックへの改造に適しています。改造キットを販売するメーカーも存在し、「撮影できないカメラ」から「新たな撮影の可能性を持つカメラ」へと生まれ変わる事例が増えています。
理由5: 完全機械式の信頼性
露出計やAF機構を一切持たないFP-1は、電池不要の完全機械式カメラです(レンジファインダーのLED表示等も搭載されていません)。
そのため、電子部品の経年劣化による故障リスクが極めて低く、適切にメンテナンスされた個体は40年近く経った現在でも正常に動作します。この信頼性の高さは、ヴィンテージカメラ愛好家から高く評価されています。
理由6: プルーフィング文化の歴史的遺産
デジタル撮影が当たり前となった現代では想像しにくいですが、フィルム時代のプロフェッショナル撮影において、インスタントフィルムでのプルーフィング(試し撮り)は不可欠な工程でした。
Hasselblad、Mamiya RB、4×5カメラなどにポラロイドバックを装着し、本番撮影前に露出・構図・ライティングを確認する──この文化を象徴するカメラとして、FP-1は写真史における重要な位置を占めています。
同年代の類似機種との比較
FP-1 PROFESSIONALと同時期に、ピールアパート式フィルムを使用できるカメラは複数存在しました。それぞれの特徴と市場価値を理解することで、FP-1の独自性がより明確になります。
Polaroid Automatic Land Camera 250(1967-1969年製)
特徴:
- Zeiss Ikon製連動距離計搭載
- 114mm F8.8 3群構成レンズ
- 自動露出機能
- 蛇腹式折りたたみ構造
- Type-100フィルム使用
FP-1との違い: Polaroid 250は、FP-1より20年近く前に設計されたカメラですが、Zeiss Ikon製の高精度レンジファインダーと自動露出機能を搭載しており、むしろFP-1よりも高機能です。しかし、4.5V電池が必要であり、現在入手が困難なため、AAA電池への改造が必要となります。
市場価値: Retrospektなどの専門店でレストア済み品が200〜300ドルで販売されています。FP-1と同程度の価値を持ちますが、Zeissファインダー搭載の初期型はやや高値で取引されます。
Polaroid Colorpack II(1969-1972年製)
特徴:
- 硬質プラスチックボディ
- 固定焦点(ゾーンフォーカス)
- シンプルな露出制御
- Type-100フィルム使用
FP-1との違い: Colorpack IIは、一般消費者向けの簡易モデルです。レンジファインダーを持たず、ゾーンフォーカス方式のため、FP-1のような精密なピント合わせはできません。ただし、初期型には3群構成のガラスレンズが搭載されており、描写力は決して低くありません。
市場価値: 状態の良い個体で50〜100ドル程度。FP-1の半額以下の相場ですが、入門機としての需要は安定しています。
Polaroid 600シリーズ(1980年代-1990年代)
特徴:
- インテグラル式フィルム(剥離不要)
- 完全自動露出
- 内蔵フラッシュ
- ISO 640フィルム使用
FP-1との違い: Polaroid 600シリーズは、FP-1と同時代のカメラですが、ピールアパート式ではなくインテグラル式(SX-70/600フィルム)を使用します。画像サイズは79mm角と、FP-1の108×85mmより小さく、プロフェッショナル用途には不向きです。
ただし、Polaroid Originalsが現在も600互換フィルムを製造しているため、「撮影できるカメラ」として現役で使用可能です。
市場価値: 機種により大きく異なりますが、一般的なモデルで30〜80ドル程度。一部の特別版(Limited Edition)は高値で取引されます。
FP-1の独自性
上記の比較から、FP-1 PROFESSIONALの独自性は以下の点にあります:
- Fuji FP-100C/3000Bの高画質を前提とした設計
- プロフェッショナル向けプルーフィング専用機
- 完全機械式ながら連動距離計搭載
- 日本国内専売という希少性
- 改造ベースカメラとしての新たな価値
これらの要素が組み合わさることで、FP-1は単なる「フィルム生産終了カメラ」ではなく、インスタント写真史における重要なコレクターズアイテムとしての地位を確立しているのです。

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一般買取店では見抜けない専門的評価ポイント
大手買取チェーンや駅前のリサイクルショップでは、マニュアルに沿った機械的な査定が主流です。しかし、FP-1 PROFESSIONALのような特殊なインスタントカメラは、画一的な基準では正しく評価できません。
一般買取店でよく見られる誤った判断:
❌ 「フィルムが製造終了しているので価値なし」 → フィルムの有無とカメラ本体の価値は別問題です
❌ 「プラスチック製なので安価なカメラ」 → 素材ではなく、歴史的価値・光学性能で評価すべきです
❌ 「動作確認ができないので買取不可」 → 専門店なら、外観状態とレンジファインダーの動作から適正な査定が可能です
❌ 「ポラロイドカメラの類似品」 → Fuji FotoramaシリーズとPolaroidは全く異なる製品系統です
当店の専門的評価体制
当店では、以下の専門知識に基づいてFP-1 PROFESSIONALを評価します:
1. Fotoramaシリーズの系譜を理解した査定
FP-1は、1981年から続く富士フイルムFotoramaシリーズの中で、ピールアパート式フィルム対応の初号機です。この歴史的背景を理解することで、単なる「古いインスタントカメラ」ではなく、「富士フイルムインスタント写真戦略の転換点を象徴するカメラ」として適正に評価できます。
2. 海外市場動向を反映した価格設定
日本国内専売だったFP-1は、海外コレクター市場で高い人気があります。eBayでの取引相場、海外フォーラムでの評価、改造キット市場での需要など、グローバルな視点で価値を判断します。
当店は海外販路も確保しているため、国内相場だけでなく海外市場の動向も反映した買取価格を提示できます。
3. 改造・修理用パーツとしての価値も考慮
フィルム生産終了後、FP-1には新たな需要が生まれました:
- 4×5グラフロック改造のベースカメラ
- Instax Wide改造のベースカメラ
- 光学系パーツ(Fujinon 105mm F5.6レンズ)
- 機械式シャッターユニット
こうした改造・パーツ需要も査定に反映します。ベローズに穴があっても、レンズやシャッターユニットが正常であれば、相応の価値が認められます。
4. 提携修理工房ネットワークによる再生可能性評価
当店は、カメラ修理専門工房と提携しています。そのため、以下のような故障があっても、修理後の販売を視野に入れた査定が可能です:
- ベローズの光漏れ(張替え修理可能)
- レンジファインダーの曇り(清掃・調整可能)
- シャッター速度の不正確(オーバーホール可能)
- 外装の劣化(部品交換可能)
一般買取店なら「故障品につき0円」とされるカメラでも、適正な価格で買取できるのはこのためです。
5. コレクター需要の理解
FP-1 PROFESSIONALは、以下のようなコレクター層から需要があります:
- インスタント写真史研究家
- Fuji Fotoramaシリーズコレクター
- 1980年代日本製カメラコレクター
- 蛇腹式カメラ愛好家
- プルーフィング文化研究者
こうした多様な需要を理解しているからこそ、「撮影できないカメラ」であっても適正な価値を見出せるのです。

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